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  1. 春日部市議会 2019-02-22
    平成31年 3月定例会−02月22日-03号


    取得元: 春日部市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-16
    平成31年 3月定例会−02月22日-03号平成31年 3月定例会              平成31年3月春日部市議会定例会 第5日 議事日程(第3号)                             平成31年2月22日(金曜日)  1.開  議  1.議案第27号に対する質疑  1.次会日程の報告  1.延  会 出席議員(32名)      1番   井  上  英  治  議員      2番   酒  谷  和  秀  議員      3番   榛  野     博  議員      4番   坂  巻  勝  則  議員      5番   卯  月  武  彦  議員      6番   大  野  と し 子  議員      7番   石  川  友  和  議員      8番   水  沼  日 出 夫  議員      9番   佐  藤     一  議員     10番   松  本  浩  一  議員     11番   今  尾  安  徳  議員     12番   並  木  敏  恵  議員     13番   金  子     進  議員     14番   鬼  丸  裕  史  議員     15番   滝  澤  英  明  議員     16番   永  田  飛  鳳  議員
        17番   吉  田     稔  議員     18番   山  口  剛  一  議員     19番   古  沢  耕  作  議員     20番   木  村  圭  一  議員     21番   鈴  木  一  利  議員     22番   荒  木  洋  美  議員     23番   会  田  幸  一  議員     24番   山  崎     進  議員     25番   河  井  美  久  議員     26番   海 老 原  光  男  議員     27番   栄     寛  美  議員     28番   岩  谷  一  弘  議員     29番   小 久 保  博  史  議員     30番   武     幹  也  議員     31番   栗  原  信  司  議員     32番   中  川     朗  議員 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長      石  川  良  三       副市長     種  村  隆  久   副市長     池  貝     浩       市長公室長   宮  崎  智  司   総合政策部長  桜  井     厚       公共施設事業調整担当部長                                    土  渕     浩   財務部長    宇  内  啓  介       総務部長    木  村  浩  巳   市民生活部長  大  川  裕  之       福祉部長    新  井  道  彦   こども未来部長 内  藤  信  代       健康保険部長  折  原  章  哲   環境経済部長  日  向     誠       建設部長    渡  辺  隆  之   都市整備部長  中  島     拓       鉄道高架担当部長濱  田  史  郎   消防長     佐  藤     晃       病院事業管理者 三  宅     洋   病院事務部長  落  合  和  弘       水道事業管理者職務代理者                                    会  田  和  彦   教育長     植  竹  英  生       学校教育部長  大  山  祐  二   学務指導担当部長川  崎  信  雄       社会教育部長  小  谷  啓  敏   監査委員事務局長村  田     誠       選挙管理委員会事務局長                                    木  村  浩  巳 本会議に出席した事務局職員   局長      白  子  高  史       主任      梅  田  淳  也 △開議の宣告 ○鬼丸裕史 議長  ただいまから本日の会議を開きます。  午前10時01分開議   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △議案第27号に対する質疑 ○鬼丸裕史 議長  日程第1、議案第27号に対する質疑を行います。  質疑の通告がありますので、順次発言を許します。  なお、質疑者多数のため、質疑はページ数を先にお示しの上、簡潔にお願いいたします。  また、答弁については、質疑の要旨を把握の上、簡潔明瞭にお願いいたします。  最初に、20番、木村圭一議員。                    〔20番木村圭一議員登壇〕 ◆20番(木村圭一議員) おはようございます。議席番号20番、木村圭一でございます。議案第27号 平成31年度春日部市一般会計予算について、予算事業別概要書に基づいて質疑をさせていただきます。私のほうからは、公明党議員団として、主に総務関連に絞って6点ほど伺ってまいります。  まず1点目は、予算事業別概要書7ページ、1款2項1目固定資産税現年課税分107億3,101万1,000円については、前年度の予算と比べると2億5,423万円ほど増額されておりますが、その増額の理由についてお伺いします。  2点目、同じく歳入です。8ページ、1款3項1目軽自動車税現年課税分3億6,803万6,000円についてですが、これも前年度と比べると2,143万7,000円ほど増額をされておりますが、その増額の理由について伺います。また、歳入の概要の項目に、今回から環境性能割という項目が記載されておりますけれども、これは何なのか、お聞かせください。  3点目、予算事業別概要書、歳出になりますけれども、63ページ、2款1項10目定住促進事業1,763万6,000円については、だれもが「住んでみたい、住み続けたい」と思う、だれからも「選ばれるまち」を目指し、定住促進に係る調査及び推進を図るものとなっておりますが、具体的な事業概要についてお聞かせ願います。  4点目、同じく事業別概要書70ページ、2款1項19目国際交流推進事業965万3,000円については、昨年度予算と比べると710万円ほど増額をされております。増額の理由が、予算に比べて結構大きいのかなと思うところです。そこで、この増額の理由について伺います。  5点目、続いて71ページ、2款1項22目防災体制強化事業2,674万9,000円については、この事業は過去の大規模災害の教訓を取り入れて、防災意識の高揚のための啓発や訓練等により、防災体制の充実を図るとされております。この事業も前年度と比較すると887万4,000円の増額となっておりますが、平成31年度の予算における主な事業内容と金額増加の理由についてお聞かせください。  最後6点目、135ページ、9款1項1目通信指令事業6,741万5,000円については、消防通信指令の充実を図り、住民等からの緊急通報に的確かつ迅速に対応する事業となっておりますが、これも前年度と比較しますと192万6,000円増額されております。そこで、この予算における主な事業内容と、昨年度と比べて増額になった理由についてお伺いし、1回目の質疑を終了いたします。 ○鬼丸裕史 議長  答弁を求めます。  初めに、宇内財務部長。                    〔宇内啓介財務部長登壇〕 ◎宇内啓介 財務部長  議案第27号 平成31年度春日部市一般会計予算についてのご質疑に答弁申し上げます。  初めに、事業別概要書7ページ、1款市税についてでございます。固定資産税現年課税分の前年度対比で増額となった要因でございますが、ここ数年の実績により、新増築の家屋の税額が取り壊し家屋分の税額を上回る見込みであることから増額と見込んだところでございます。  次に、事業別概要書8ページ、軽自動車税現年課税分について、前年度対比で増額となった要因でございますが、主に車両の維持費などが低コストである軽自動車への乗りかえ需要などが今後も継続し、登録台数の増、約500台の増でございますが、こちらが見込まれること、また本年10月から新たな市税として軽自動車税の環境性能割が導入されることにより増額を見込んだものでございます。  この環境性能割の内容ということでございますが、都道府県税である自動車取得税が本年10月に廃止されることに伴いまして、新たに市町村税として創設をされるものでございます。具体的には、軽自動車を購入された方が購入した軽自動車の取得価格、購入金額に1%から3%の税率を乗じた金額を取得時、購入時に納付するというものでございます。税率は、軽自動車の環境性能によって異なり、環境性能がすぐれた軽自動車であるほど低い税率となります。  なお、普通自動車の環境性能割につきましては、都道府県税となっております。また、この環境性能割の施行に伴いまして、従来の軽自動車税は種別割と区分されることになったものでございます。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  次に、桜井総合政策部長。                    〔桜井 厚総合政策部長登壇〕 ◎桜井厚 総合政策部長  事業別概要書63ページ、定住促進事業についてのご質疑に答弁申し上げます。  事業概要でございますが、この事業には主なものといたしまして、定住促進リノベーション事業定住促進プロモーション事業の2つの事業がございます。  1点目の定住促進リノベーション事業につきましては、空家の利用希望者がリノベーション改修した場合に補助金を交付する空家リノベーション助成制度を活用した方に対し、上乗せ助成するもので、定住促進を図るとともに、助成相当額を市内共通商品券にて交付することで地域の活性化につなげていくものでございます。  具体的には、市外からの転入者で義務教育終了前の子を扶養している世帯に30万円、市外からの転入、市内転居を問わず、夫婦いずれかの年齢が40歳未満の世帯に20万円、さらに子を2人以上扶養している場合、2人目以降1人につき10万円を上乗せ助成し、市内共通商品券にて交付するもので、子育て世代や若い世代の転入促進とあわせて転出の抑制を図っていくものでございます。  2点目の定住促進プロモーション事業でございますが、この事業は住宅情報サイト上に本市の特設ページを作成するもので、具体的には本市の立地、交通アクセス、生活環境のほか、先ほども答弁いたしました、定住促進リノベーション事業などの各種助成制度や子育て支援に係る情報など、さまざまな本市の魅力をわかりやすく掲載するものでございます。これにより住宅購入を希望し、住宅情報サイトを閲覧する方に対しまして、ダイレクトに効果的なPRを行い、定住促進につなげていくものでございます。  以上です。 ○鬼丸裕史 議長  次に、大川市民生活部長。                    〔大川裕之市民生活部長登壇〕 ◎大川裕之 市民生活部長  予算事業別概要書70ページ、国際交流推進事業についてのご質疑に答弁申し上げます。  国際交流推進事業の増額の理由でございますが、主な増額内容は、フレーザーコースト市訪問のため、前回同様、市長または副市長、議長、職員分並びに現地で開催するイベントの事前調整のための職員分の旅費395万円と姉妹都市交流5周年記念事業運営委託料の330万円でございます。これは平成26年にフレーザーコースト市と姉妹都市協定を締結してからことしは5周年の節目の年となりますので、フレーザーコースト市を訪問し、記念事業を実施するために必要な予算が増額となったものでございます。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  次に、宮崎市長公室長。                    〔宮崎智司市長公室長登壇〕 ◎宮崎智司 市長公室長  事業別概要書71ページ、防災体制強化事業についてのご質疑に答弁申し上げます。  平成31年度の主な事業内容でございますが、災害ハザードマップ作成業務委託料や地震体験車の賃貸借料、防災士養成などに必要な負担金、そのほか訓練関係に必要な消耗品や保険料でございます。平成31年度予算として増額になった要因でございますが、新たに災害ハザードマップ作成に伴う委託料として2,046万円を計上したことから、事業費全体で887万4,000円の増額となったところでございます。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  次に、佐藤消防長。                    〔佐藤 晃消防長登壇〕 ◎佐藤晃 消防長  事業別概要書135ページ、通信指令事業についてのご質疑に答弁申し上げます。  主な事業内容につきましては、各種災害発生時における119番通報の受け付けを初め、各種部隊の出動指令や消防無線運用を担っている通信指令装置を常に最良の状態に維持管理するための保守管理業務委託、さらには新たな取り組みといたしまして、電話通訳センターを介した3者間同時通訳の導入などがございます。増額の理由につきましては、新規事業の電話通訳センターを介した3者間同時通訳の導入や無停電電源装置の老朽化に伴う交換などでございます。  以上です。 ○鬼丸裕史 議長  木村圭一議員。                    〔20番木村圭一議員登壇〕 ◆20番(木村圭一議員) 種々答弁ありがとうございました。それでは、2回目の質疑を5点ほどお伺いさせていただきたいと思います。  まず1点目は、7ページの固定資産税現年課税分について再度伺いますが、先ほどの答弁で取り壊しが上回るということで、ふえているということで、わかりました。  それでは、家屋の増加につきましては、本市としてはどのように推移をしてきているのか、過去3年程度ではどのように変化してきているのか、改めてお聞かせください。  軽自動車税現年課税分について、環境性能割についてはわかりました。また、500台ほど増額が見込まれているということで、これについてもわかりました。  2点目の質疑につきましては、定住促進事業、次に伺ってまいりたいと思います。先ほどの定住促進については、概要についてはわかりました。では、先ほどの中でリノベーションプロモーションがある中で、プロモーションについては、本市としてどのような期待をし、想定されているのか、改めてお聞かせください。  3点目は、概要書70ページ、国際交流推進事業についてですが、増額の理由についてはわかりました。5周年ということで、今回またフレーザーコースト市へ訪問するということですけれども、前回の5年前の訪問と比べて、ことしは何が違うのか、どういった特徴があるのか、お聞かせください。  4点目は、概要書71ページ、防災体制強化事業について、増額の理由についてはわかりました。では、今回ハザードマップの改定ということですけれども、これにつきましては、我が党としても鈴木議員がハザードマップの改定について昨年の9月定例会で一般質問しております。特にその質問の中で、現在のハザードマップの被害想定の国土交通省が管理する河川のうち、本市に影響がある利根川、江戸川、荒川においては、平成28年から平成29年までに洪水浸水が想定される区域について、新たに想定最大規模降雨による洪水浸水想定区域が示されたことにより、ハザードマップの見直しが必要との、そのときの答弁ではありました。今回の改定は、こうした前回の質問を踏まえた上で、こうした状況を踏まえた上で改定が行われるものと思いますけれども、その改定の内容について改めてお聞かせください。  最後5点目、概要書135ページ、通信指令事業についてですが、今回新たな取り組みとして電話通訳センターを介したサービスを行うことがわかりましたけれども、その具体的な取り組み内容と期待されている効果並びにこの電話通訳センター業務を追加することによりかかる予算はどのようになっているのか、お伺いし、質疑を終了させていただきます。 ○鬼丸裕史 議長  宇内財務部長。                    〔宇内啓介財務部長登壇〕 ◎宇内啓介 財務部長  固定資産税に係る過去3年間の家屋の件数の推移につきましては、新たに新築や増築をされる家屋と取り壊される家屋がございますので、その差し引き件数を前年対比で申し上げます。平成28年が423件の増、平成29年が460件の増となっており、平成30年分はまだ確定はしておりませんが、およそ500件の増を見込んでおり、増加傾向で推移しているところでございます。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  桜井総合政策部長
                       〔桜井 厚総合政策部長登壇〕 ◎桜井厚 総合政策部長  定住促進事業プロモーションについてでございますが、住宅情報サイトへ掲載することで、住まいをお探しの方の目にとまるため、市外にお住まいの方に対しましては、本市の認知度を高めるとともに、住みたいまちとして興味、関心を持っていただくこと、市内にお住まいの方に対しましては、住み続けたいまちとして本市への愛着の醸成につながるといった効果を期待しているところでございます。  また、プロモーションについては、その対象を市区町村、駅、あるいは沿線単位など、細かい地域に設定することが可能なため、こうした機能を効果的に活用しながら、アクセス状況について集計、分析を行い、現在並行して実施しております、シティセールス戦略プランにおける各種事業や、その効果測定の結果と連動させることにより、それぞれのプロモーションへの相乗効果を期待しているものでございます。  以上です。 ○鬼丸裕史 議長  大川市民生活部長。                    〔大川裕之市民生活部長登壇〕 ◎大川裕之 市民生活部長  国際交流推進事業における5周年記念事業の内容でございますが、フレーザーコースト市との協定締結からの5年間、教育、文化、産業などのさまざまな分野で交流を重ねてまいりました。今回の訪問につきましては、両市の市民の力でつくり上げてきた友好的な交流を総括し、既存の交流事業の一層の発展とフレーザーコースト市民の皆さんへ春日部市をPRすることなどを目的とし、5周年記念事業を検討してまいります。  内容としましては、可能な限りフレーザーコースト市の方々がたくさん集まるようなフェスタなどに出店し、春日部市のPRとなる特産品の展示や市民間の交流が図れるようなイベントなどの実施に向けて、フレーザーコースト市と調整を進めてまいります。また、春日部市国際交流協会が行う中学生ホームステイ交流の訪問団とことし初めて訪問する大沼中学校と県立庄和高校の合同訪問団が7月下旬から8月上旬にフレーザーコースト市への訪問を予定していることから、同時期にイベントを開催し、可能な範囲で現地でのPR活動に協力していただきたいと考えております。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  宮崎市長公室長。                    〔宮崎智司市長公室長登壇〕 ◎宮崎智司 市長公室長  災害ハザードマップの改定内容でございますが、国管理河川、利根川、江戸川、荒川の洪水浸水想定区域が見直されたため、従来の想定に比べ、浸水想定区域が広がり、浸水の深さも深くなっております。さらに、今回の見直しでは、浸水の継続時間や河川の氾濫が発生したときに家屋倒壊が想定される区域となる家屋倒壊等氾濫想定区域などの情報も公表されております。これらの被害想定を改定後のハザードマップに反映していきたいと考えております。  また、県管理河川でございます、古利根川、中川、新方川などにおきまして、現在県が浸水想定区域の見直しを進めており、見直しされた浸水想定を反映させていく予定でございます。このため、平成31年度に浸水想定の見直しを含めた県や国の示したデータをもとに災害リスクについて、市民の皆様にわかりやすく周知できるよう災害ハザードマップの改定作業を進めてまいります。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  佐藤消防長。                    〔佐藤 晃消防長登壇〕 ◎佐藤晃 消防長  電話通訳センターを介した3者間同時通訳の内容についてでございますが、外国人からの119番通報を受信した消防職員が電話通訳センターに電話をつなぎ、通訳者を介して通話するシステムでございます。効果につきましては、119番受信時の対応の迅速化及び的確な応急手当ての口頭指導が見込まれます。予算につきましては47万1,000円を計上させていただいております。  以上です。 ○鬼丸裕史 議長  以上で20番、木村圭一議員の質疑を終了いたします。  次に、21番、鈴木一利議員。                    〔21番鈴木一利議員登壇〕 ◆21番(鈴木一利議員) 議席番号21番、鈴木一利でございます。議案第27号 平成31年度春日部市一般会計予算についての質疑を行ってまいります。  私も予算事業別概要書のページ数にて質疑を行ってまいりますので、よろしくお願いを申し上げます。  まず1点目、予算事業別概要書94ページ、保育総務事務の4,550万円になります。予算額が昨年度より3,650万1,000円の増額となっておりますが、この増額理由について伺ってまいります。  2点目、予算事業別概要書95ページの特定教育・保育施設等運営費補助金の2億2,629万5,000円ですが、こちらも昨年度より4,134万7,000円の増となっております。この事業概要と増額理由について伺ってまいります。  3点目、95ページ、施設型・地域型保育給付事業の12億7,957万1,000円です。まずは、事業内容とこちらについても増額理由について伺ってまいります。  4点目、104ページ、早期不妊検査費・不育症検査費・早期不妊治療費助成事業の503万9,000円となっております。こちら事業内容及びそれぞれの予算内訳と助成見込み人数を伺ってまいります。  5点目、104ページ、健康マイレージ事業の316万7,000円となっております。こちら昨年度より減額となっております。この減額の理由について伺ってまいります。  6点目、123ページ、道路施設更新事業の8,364万円ですが、まず事業概要と平成31年度の事業内容について伺ってまいります。  7点目、同123ページ、街路樹再整備事業の2,227万5,000円です。この事業は新規事業ということで、この事業概要について伺ってまいります。  8点目、138ページ、未来を担う人財育成事業の1,125万円です。こちら昨年度より150万4,000円の増ということで、この増額理由と事業概要について伺ってまいります。  9点目、140ページ、スクール・サポート・スタッフ配置事業の286万5,000円です。こちらの事業も新規事業ということで、事業概要と配置の選定基準について伺ってまいります。  10点目、142ページ、小学校情報教育推進事業の2億9,679万9,000円です。こちらのほうも関連いたしまして144ページの中学校情報教育推進事業もあわせて伺ってまいります。どちらも昨年度より増額の予算計上がなされておりますが、まずは事業概要と増額理由について伺ってまいります。  以上、1回目の質疑となってまいります。 ○鬼丸裕史 議長  答弁を求めます。  初めに、内藤こども未来部長。                    〔内藤信代こども未来部長登壇〕 ◎内藤信代 こども未来部長  議案第27号 平成31年度春日部市一般会計予算についてのご質疑に答弁申し上げます。  初めに、事業別概要書94ページ、保育総務事務についてでございます。この事業は、保育事務全般に要する経費でございまして、消耗品の購入やシステム改修などを行ってまいります。予算が増額している理由につきましては、大きく2点ございます。  1点目は、来年度10月から実施されます、幼児教育無償化に対応するための保育所入所システムを改修する必要がございますので、その費用を委託料として新たに計上したものでございます。2点目は、市内の民間保育園等に通う子供たちの使用済み紙おむつの処理を業務委託により新たに実施することに伴いまして、収集、処分に係る民間保育園等の費用を計上したものでございます。  次に、事業別概要書95ページ、特定教育・保育施設等運営費補助金でございます。事業内容につきましては、民間保育施設が実施します、延長保育やアレルギー対応等の各種事業に対しまして補助金を交付することで、安全で安心な保育環境を整備するものでございます。増額の主な理由でございますが、5つの子育て応援パッケージとして新たに実施いたします。保育事業者が雇用する保育士のために市内でアパートなどの住居を借り上げる際に、その費用の一部を補助する保育士宿舎借上支援事業費補助金と民間保育施設で障害のあるお子さんを受け入れる際の職員の配置に要する費用の一部を補助する障害児保育支援事業費補助金を創設するため、その経費を計上したことによるものでございます。  次に、同じく事業別概要書95ページ、施設型・地域型保育給付事業についてでございます。この事業は、認定こども園や小規模保育事業等の運営に対しまして負担金を交付するものでございます。増額理由につきましては、平成31年度、2019年度から認定こども園3施設が幼稚園から移行されることや、新たに5つの施設で小規模保育事業が開設されますので、これらの施設に対する負担金を増額するものでございます。  次に、事業別概要書104ページ、早期不妊検査費・不育症検査費・早期不妊治療費助成事業についてでございます。初めに、事業の内容でございますが、お子さんを望まれるご夫婦に対しまして、不妊検査や不妊治療に要する費用の一部を助成するというものでございます。早期不妊検査及び不育症検査費の助成につきましては、検査開始時の妻の年齢が43歳未満の夫婦に対しまして上限額を2万円とし、それぞれ1回助成するものでございます。また、早期不妊治療費の助成につきましては、埼玉県が実施しています、43歳未満を対象とする特定不妊治療費助成事業の支給認定を受けたご夫婦のうち治療開始時の妻の年齢が35歳未満のご夫婦に対しまして、初回治療時の上乗せとして10万円を上限に1回助成するものでございます。  次に、平成31年度、2019年度の助成の見込み人数と内訳でございますが、早期不妊検査、早期不妊治療ともに平成30年度の実績から算出し、早期不妊検査費は100人で200万円、早期不妊治療費は28人で280万円を計上したものでございます。  次に、平成31年度、2019年度から新たに取り組む不育症検査費につきましては、県の積算見込み人数から算出し、10人で20万円を計上したものでございます。  以上です。 ○鬼丸裕史 議長  次に、折原健康保険部長。                    〔折原章哲健康保険部長登壇〕 ◎折原章哲 健康保険部長  事業別概要書104ページ、健康マイレージ事業についてのご質疑に答弁申し上げます。  減額の主な理由についてでございますが、平成31年度は健康マイレージ事業の開始から2年目となり、1年目に歩数計をいただいた方も多いことから、新たな歩数計による参加者は、初年度と比較して落ちつくことが予想されることから、歩数計の購入数を1,400個から300個にすることによるものでございます。  なお、健康マイレージ事業への参加は、歩数計以外にも健康マイレージアプリをダウンロードしたスマートフォンによる参加が可能となっております。スマートフォンでは、歩数の送信や保有ポイントの確認など、時間や場所を気にせずに行うことができるなど利便性にすぐれていることから、歩数計とあわせてスマートフォンでの参加を積極的に推進しているところでございます。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  次に、渡辺建設部長。                    〔渡辺隆之建設部長登壇〕 ◎渡辺隆之 建設部長  初めに、事業別概要書123ページ、道路施設更新事業でございます。本事業につきましては、道路施設の老朽化に伴い、維持管理費用の増大が見込まれることから、維持管理費用の縮減と平準化を図るため、都市インフラマネジメント計画に基づきまして、1、2級幹線道路などの主要道路について舗装の更新を計画的に実施していくものでございます。  平成31年度の事業内容につきましては、舗装面のひび割れやわだち掘れなどの状況から、舗装の劣化度を把握するため、路面性状調査を実施するものでございます。また、舗装の更新工事につきましては、平成30年度に引き続き、金崎地内の市道1―111号線及び栄町1丁目地内の市道2―41号線について舗装の更新を実施するものでございます。  続きまして、事業別概要書123ページ、街路樹再整備事業でございます。事業概要でございますが、都市インフラマネジメント計画に基づきまして、街路樹の計画的な撤去や更新などの再整備を行い、歩道の安全性の確保及び管理効率の向上を図るものでございます。具体的には、交差点付近の視認性や歩行者通行空間の確保、また街路樹の健全な成長空間を確保するため、大径化した樹木の撤去や管理しやすい樹種への更新を実施するものでございます。  なお、街路樹の再整備に当たりましては、地域の住民の方々のご意見や沿道の土地利用など、地域の実情に応じまして段階的に進めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○鬼丸裕史 議長  次に、川崎学務指導担当部長。                    〔川崎信雄学務指導担当部長登壇〕 ◎川崎信雄 学務指導担当部長  事業別概要書138ページ、未来を担う人財育成事業についてのご質疑に順次答弁申し上げます。  未来を担う人財育成事業につきましては、春日部市未来を育む奨学金事業と英語検定料助成事業の2つの事業で構成されております。初めに、春日部市未来を育む奨学金の事業概要でございますが、学業、スポーツ、芸術等の分野を問わず、日ごろから思い描いている挑戦したい、実現したい夢や希望に関する提案を受け付け、子供たち一人一人の可能性やチャレンジ精神を育み、未来を担う人材へと成長できるよう市として奨学金を交付する事業でございます。応募資格は市内に住所を有する児童生徒として、個人またはグループのいずれの応募も可能としております。募集内容につきましては、児童生徒が抱く、挑戦してみたい、実現させたい夢や希望、そしてその夢や希望をかなえるために今取り組んでみたい活動を募集することとしております。  なお、応募に当たっては、事業に関する全ての児童生徒が保護者の同意を得ることを条件としております。  この事業の特徴としましては、最大で5年間にわたる事業を行うことを可能としておりまして、奨学金の額については、1人、もしくは一グループ当たり100万円を上限としております。また、申請のございました提案事業につきましては、1次審査として書類審査を行い、2次審査では実際に児童生徒にみずからの夢や希望を発表していただくプレゼンテーション審査を行うこととしております。このように2段階の審査を経まして、奨学金の交付決定を行ってまいります。  また、英語検定料助成につきましては、世界で通用する人材を育成するため、学校教育における英語力の向上を図る取り組みとして中学校卒業までに英検3級以上の取得を目指すことを目的とした事業でございます。この事業は、公立中学校、または市内に住所を有し、市立中学校等に在学する中学3年生を対象に、公益財団法人日本英語検定協会が実施する英語検定の3級団体検定料を助成するものでございます。助成額等については、3級団体検定料である3,900円を上限額として同一年度内に1回分の助成を行うものでございます。  なお、上限額を超える準2級以上を受験された方については、その差額分を各ご家庭で負担していただくこととしております。また、3,900円を下回る4級を受験された方には、実費分の検定料を助成することとしております。  次に、未来を担う人財育成事業の増額となった理由につきましては、平成31年度から公益財団法人日本英語検定協会が実施する実用英語技能検定料が値上げされることが主な理由でございます。具体的には、3級の団体受験料が3,400円から3,900円へと1人当たり500円の値上げとなるものでございます。その他、英語検定料助成の対象を公立中学校に在籍する3年生の生徒から私立中学校等に在籍する生徒を含めた市内に住所を有する中学3年生へと拡充したことも増額の要因となっております。  続きまして、事業別概要書140ページ、スクール・サポート・スタッフ配置事業についてのご質疑に答弁申し上げます。本事業は、国と県から3分の1ずつの補助を受け、実施されるものでございます。教員の負担軽減を図るため、教員にかわってプリントの印刷、配布準備、授業準備の補助を行うスクール・サポート・スタッフを配置するものでございます。これにより教員がより児童生徒への指導や教材研究などに専念できる体制を整備するものでございます。配置校でございますが、初年度は児童生徒の多い小学校2校、中学校1校に配置する予定でございます。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  次に、大山学校教育部長。                    〔大山祐二学校教育部長登壇〕 ◎大山祐二 学校教育部長  事業別概要書142ページ、小学校情報教育推進事業事業別概要書144ページ、中学校情報教育推進事業についてのご質疑に答弁申し上げます。  事業概要でございますが、児童生徒に対する情報教育を推進し、学校教育の充実を図るもので、教職員用パソコンの入れかえ、コンピューター教室用パソコンの入れかえ、校内LAN環境整備が主なものとなっております。教職員用パソコンの入れかえ及びコンピューター教室用パソコンの入れかえでは、例年実施している契約満了に伴うコンピューターの入れかえでございますが、増額の主な理由といたしまして、平成31年8月31日までに再リース等で安価で契約しているパソコン等新たに5年契約をするものでございます。教職員用パソコンの入れかえでは、全ての小学校、中学校及び義務教育学校の教職員用パソコンが対象となります。  また、コンピューター教室用パソコンの入れかえでは、小学校14校が対象となります。中学校では、7校のPCが入れかえ更新のため、7カ月から12カ月分となるものでございます。さらに、校内LAN環境整備といたしましては、小学校、中学校及び義務教育学校の7校において未整備となっておりますので、校内LAN環境を整備するため、増額となったものでございます。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  鈴木一利議員。                    〔21番鈴木一利議員登壇〕 ◆21番(鈴木一利議員) それでは、2回目の質疑を行ってまいります。  まず1点目、概要書94ページ、保育総務事務について伺ってまいります。先ほど部長のほうの答弁でありましたとおり、本市といたしましては、この保育の目玉事業とも言える5つの子育て応援パッケージというものに今回しっかりと取り組んでいくということを伺っております。その事業内容には、使用済みおむつ処理事業と、またもう一つ、保育コンシェルジュを配置していくとありました。  では、おむつ回収対象施設数と回収方法、そしてこの保育コンシェルジュの具体的な内容、またどちらに、どこに配置されて、どのような支援を行っていくのか、伺ってまいります。  2点目、概要書95ページ、特定教育・保育施設等運営費補助金につきまして、保育士の宿舎借上支援を行ってまいるということでした。では、この保育士宿舎借上支援の具体的な内容を伺ってまいります。  3点目、概要書104ページ、早期不妊検査費・不育症検査費・早期不妊治療費助成事業ですが、先ほど不育症検査費については新規事業ということでございました。では、この不育症検査費ということの取り組みについて、市民の皆様にはどのように周知をしていくのでしょうか、伺ってまいります。  続きまして、4点目、概要書104ページ、健康マイレージ事業です。先ほど減額の理由につきましては、歩数計がもう少なくなってきて、と同時にスマホ等の活用を促していくということでありました。では、平成31年度には、この春日部市独自の取り組みを行っていこうという決意があるとお伺いしております。どのような内容になっていくのでしょうか、伺ってまいります。  5点目、概要書123ページ、道路施設更新事業ですが、市内全域での路面性状調査を行うということでした。では、路面下空洞調査については、この平成31年度はどのようになってまいりますでしょうか、伺ってまいります。  6点目、同じく123ページ、街路樹再整備事業ですが、事業内容についてはわかりました。では、平成31年度については、どちらの場所で事業展開される予定でしょうか、伺ってまいります。  7点目、概要書138ページ、未来を担う人財育成事業です。先ほど部長のほうからも詳しく事業内容については伺ってまいりました。こちらの事業、平成30年度、今年度からスタートされた事業ですが、それでは提案型選考による奨学金の交付につきまして、今年度の実施状況を踏まえまして、来年度の取り組みについてはどのようにしていくお考えでしょうか。特に選考ということでは、今年度でも選考にかなわなかった児童生徒という者がいらっしゃいます。その児童生徒へのケアも含めて、来年度の取り組みについて伺ってまいります。  また、英検につきましては、値上げ等を行ってまいるという部分で、また公立から私立も含めて市内全中学生に行っていくということでもございました。こちらについては、事務手続が今年度ちょっとご苦労されたということも伺っております。それで、この事務手続についての言及はございませんでしたけれども、来年度、しっかりと行ってくださると思っておりますので、そこについては結構でございます。来年度、しっかりとこの英検の事務手続については、簡素化をお願いしたいところでございます。  続きまして、8点目、概要書140ページ、スクール・サポート・スタッフ配置事業ですが、それではサポート・スタッフの採用基準と今後の事業展開についてはどのようにお考えでしょうか、伺ってまいります。  9点目、142ページ、小学校情報教育推進事業、144ページ、中学校情報教育推進事業で、事業内容の中に校内LAN環境整備とございました。7校の整備を行っていくと。それでは、平成31年度の整備対象校と、この整備をすることによって市内学校のLAN整備率はどのようになってまいりますでしょうか、伺ってまいります。  以上、2回目の質疑となります。 ○鬼丸裕史 議長  内藤こども未来部長。                    〔内藤信代こども未来部長登壇〕 ◎内藤信代 こども未来部長  再度のご質疑に答弁申し上げます。  初めに、保育総務事務で計上しております、使用済み紙おむつの処理を行います対象施設でございますが、0歳児から2歳児までの保育を実施している市内の民間保育園20施設、認定こども園6施設、事業所内保育事業所1施設、小規模保育事業所9施設、合計36施設でございます。  なお、公立保育所10施設につきましては、保育所運営事業の中で計上しております。市内全ての認可保育施設を対象として使用済み紙おむつを保護者の方に持ち帰っていただくことなく、市は全て処理を行ってまいります。回収につきましては、ごみ処理事業者への業務委託により実施をしてまいります。収集区域ごとに順番に回収する予定でございます。  次に、保育コンシェルジュの事業内容でございますが、常勤の嘱託職員2人から3人を保育コンシェルジュとして配置をし、保育の利用を希望される保護者に対しまして、保育施設の入所に関する相談やアドバイスを行うとともに、入所できなかった場合のアフターフォローなどを行ってまいります。保護者の方に寄り添ったきめ細かな対応の充実を図るものでございます。配置場所でございますが、原則としては、市役所保育課執務室内に常駐することを予定しておりますが、子育て世代包括支援センター「ぽっぽセンター」も開設しておりますので、そちらでも対応できるように、市民の皆様にお気軽にご相談いただけるように体制を整えてまいりたいと考えております。  次に、保育士宿舎借上事業費補助金の内容についてでございますが、市内の民間保育施設を運営する事業者が雇用する保育士のために市内のアパートなどの宿舎を借り上げる際に、その宿舎の借り上げに要する経費の一部を補助するものでございます。具体的には、一事業所当たりの借り上げ戸数は2戸まで、1戸当たりの借上額は月額8万2,000円を上限として、実際に要した経費と比較した上で補助額を決定するものでございます。また、対象となる保育士につきましては、施設における勤続年数が10年未満かつ常勤であり、単身者またはひとり親家庭で同居の18歳未満のお子さんを養育している保育士を想定しておりまして、市内に居住していただくことを予定しているところでございます。  次に、不育症検査費助成事業の周知方法でございますが、「広報かすかべ」や市公式ホームページへの掲載のほか、不妊症と不育症についてのパンフレットを新たに作成しまして、こども相談課相談や子育て世代包括支援センター「ぽっぽセンター」で周知してまいります。  以上です。
    ○鬼丸裕史 議長  次に、折原健康保険部長。                    〔折原章哲健康保険部長登壇〕 ◎折原章哲 健康保険部長  健康マイレージ事業の新たな取り組み内容についてでございますが、市民の自主的な健康づくりへの取り組みを支援するため、歩数に応じて付与される県のポイントとは別に、平成31年度から月1日当たりの平均歩数と市が指定する健康づくりに関する事業への参加等一定の条件を達成した方に市の独自の特典を抽せんにより贈呈するため予算を計上したところでございます。  独自特典の抽せんでは、まず基本コースとして対象期間のいずれかの月の1日平均歩数が6,000歩以上の達成に加え、対象事業の中から2つ以上達成した場合に抽せんを1回、さらに基本コース達成者のうち1日平均歩数が8,000歩以上、対象事業の中から4つ以上達成した場合にはダブルチャンスコースとして抽せんをもう一回、最高で抽せんを2回行うことができるものでございます。  対象事業につきましては、市や職場などで実施している特定健診やがん検診を初め、市が実施している健康づくりに関連する事業を主に考えております。これらを通して、市民にさまざまな検診や各種事業への参加を促すことにより、市民の健康増進を図ってまいりたいと考えております。  なお、抽せん方法につきましては、市民みずからが抽せんに参加し、くじなどを引いていただくことを予定しているところでございます。このような公開による抽せんは、県内初の試みとなるものでございます。今後につきましては、魅力ある事業の実施に向け、対象事業、商品、抽せん会場などの調整を行ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  渡辺建設部長。                    〔渡辺隆之建設部長登壇〕 ◎渡辺隆之 建設部長  道路施設更新事業でございます。路面下空洞調査につきましては、主要幹線道路のうち緊急輸送道路に指定されております、市役所通りやユリノキ通りなど22路線、約36キロメートルについて調査を実施するものでございます。  次に、街路樹再整備事業でございます。平成31年度の事業概要でございますが、都市インフラマネジメント計画に基づき、ふじ通り、市役所通り、ユリノキ通りなどの交差点付近や樹勢の悪化した街路樹など約80本の撤去を実施するものでございます。  以上です。 ○鬼丸裕史 議長  川崎学務指導担当部長。                    〔川崎信雄学務指導担当部長登壇〕 ◎川崎信雄 学務指導担当部長  未来を担う人財育成事業の再度のご質疑に答弁申し上げます。  今年度の実績でございますが、春日部市未来を育む奨学金については、「世界に貢献する生物研究者になりたい」、「春日部を代表する日本一、世界一の歌手になりたい」といった学業やスポーツ、芸術などの幅広い分野から16件の応募がございました。  なお、応募のあった提案事業の審査を行った結果、5件の提案事業に奨学金を交付いたします。  英語検定料助成につきましては、1年度当たり3回の検定を実施しており、第3回の検定につきましては、現在助成金の申請を受け付けている状況でございますので、今年度既に実施いたしました、第1回及び第2回の検定を集計した結果を答弁申し上げます。  第1回及び第2回を合わせますと、453人の方が英語検定料助成の申請をしており、内訳としましては、2級が19人、準2級が127人、3級が277人、4級が30人となっております。  次に、平成31年度の事業展開でございますが、未来を育む奨学金につきましては、4月中旬から5月下旬を募集期間とする予定でございます。その後、順次審査を行いまして、7月には申請していただいた事業に着手できるような事業展開を考えております。また、今年度実施される事業の取り組み状況や、事業が完了した際には報告会を開催するなど、さまざまな形で情報発信の機会を設けてまいりたいと考えております。本事業のさらなる周知を図り、多くの児童生徒がチャレンジできるように進めてまいります。  なお、今年度残念ながら選考にかなわなかった児童生徒も、それぞれすばらしい夢をお持ちです。今回の選考は、決して個人の夢や希望を否定したわけではなく、今回の提案で何が足らなかったのか、その理由などを丁寧にフィードバックするとともに、これからも夢を持ち続け、チャレンジしてほしい旨、個別にお伝えをしました。  また、在籍する学校に対しても十分な支援をお願いしました。来年度も、この点を大事にした事業展開をしていきたいと考えております。  英語検定料助成につきましては、今年度から開始した英語指導助手、ALTによる英検対策の充実を図るとともに、多くの生徒が、この制度を利用して英検3級以上の取得にチャレンジできるよう事業を推進してまいりたいと考えております。また、事務的な手続を簡素化し、効率化を図ってまいります。  続きまして、スクール・サポート・スタッフ配置事業についての再度のご質疑に答弁申し上げます。職員の採用につきましては、春日部市教育委員会のホームページ等で公募いたします。採用資格、年齢等は問いませんが、心身ともに健康で学校教育に理解ある方を市の臨時職員として採用し、スクール・サポート・スタッフとして配置いたします。  今後の方向性でございますが、国及び県の動向を注視するとともに、配置校での効果の検証を行い、配置校を広げることを念頭に検討してまいります。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  大山学校教育部長。                    〔大山祐二学校教育部長登壇〕 ◎大山祐二 学校教育部長  校内LAN環境整備の対象校につきましては、南桜井小学校、川辺小学校、桜川小学校、中野小学校の小学校4校、葛飾中学校、飯沼中学校の中学校2校及び平成31年4月に開校する江戸川小中学校の義務教育学校1校、合計7校でございます。  次に、整備率につきましては、校内LAN環境が未整備となっております7校を整備することにより、全ての小学校、中学校及び義務教育学校、34校におきまして校内LAN環境が整備されますので、整備率は100%となるものでございます。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  以上で21番、鈴木一利議員の質疑を終了いたします。 △休憩の宣告 ○鬼丸裕史 議長  この際、暫時休憩をいたします。  午前11時04分休憩   ───────────────────────────────────────────────── △開議の宣告 ○鬼丸裕史 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  午前11時16分開議   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △議案第27号に対する質疑(続き) ○鬼丸裕史 議長  引き続き質疑を求めます。  次に、13番、金子進議員。                    〔13番金子 進議員登壇〕 ◆13番(金子進議員) 議席番号13番、新政の会、金子でございます。議案第27号 平成31年度春日部市一般会計予算について何点か質疑させていただきますが、木村議員と重なる点がございますけれども、ご了承のほどよろしくお願いいたします。  先日の石川市長の施政方針では、「平成30年度からスタートした「第2次春日部市総合振興計画」のまちの将来像の実現のため、計画に掲げる取り組みを着実に推進し、たくさんの市民の皆様の明るい笑顔が輝き、いきいきと暮らす人々と、まちを行き交う多くの人で活気にあふれ、だれもが「住んでみたい、住み続けたい」と思う、だれからも「選ばれるまち」を築く」とおっしゃっておられました。国は、全世代型社会保障制度への取り組みを進め、少子高齢化という最大の壁に立ち向かっていくとしています。本市においても、さまざまな壁に立ち向かい、また乗り超えるために、未来に向けたまちづくりを推進する各種事業を積極的に展開しなければならないと私は思っております。  そこで、まずは平成31年度当初予算の総括として、どのような視点を持って当初予算編成に取り組まれたのか、お伺いいたします。  次に、歳入の中から何点かお伺いしてまいります。まず初めに予算書16ページの1款市税についてお伺いします。歳入の根幹をなす市税については、市民税個人、法人と固定資産税のいずれも増額を見込んでおりますが、その要因についてお伺いいたします。  2点目は、予算書18ページの2款地方譲与税、3項1目森林環境譲与税について新規計上されておりますが、その内容についてお伺いいたします。  3点目は、予算書20ページの9款地方交付税のうち普通交付税79億円について、前年度比で6億円の増となっておりますが、計上の考え方についてお伺いいたします。  次に、歳出の中から幾つかの事業の内容について予算書に沿って質疑をさせていただきます。1点目は、予算書67ページ、本庁舎整備事業5億2,369万円について、新本庁舎整備に向けた予算が計上されておりますが、主な事業内容についてお伺いいたします。  2点目は、予算書71ページ、旧商工振興センター跡地活用事業2,232万7,000円について、こちらは新規事業で、旧商工振興センター跡地活用に向けた調査検討を実施するとのことですが、事業内容として、これまでの経過と今後についてお伺いいたします。  3点目は、予算書75ページ、防犯・暴力対策事業1,515万7,000円について、小学校の通学路へ街頭防犯カメラを設置するとのことですが、設置に至る経緯と設置場所の選定についてお伺いいたします。  4点目は、予算書123ページ、保育総務事務4,550万円及び特定教育・保育施設等運営費補助金2億2,629万5,000円等において、多様化する保育ニーズへ対応するため、5つの子育て応援パッケージとして取り組むとのことですが、それぞれの事業内容についてお伺いいたします。  5点目は、予算書127ページ、複合型子育て支援施設整備事業4億3,447万8,000円について、平成31年度における事業内容についてお伺いいたします。  6点目は、予算書135ページ、保健衛生総務事務1,496万7,000円について、市内のコンビニエンスストアにAEDを設置するとのことですが、設置台数等を含め、その具体的な内容についてお伺いいたします。  7点目は、予算書189ページ、通信指令事業6,741万5,000円について、3者間同時通話機能を利用した電話通訳サービスを導入するとのことですが、119番通報の多様化に対応し、救助体制の充実強化につながるものと考えますが、導入の背景や事業内容についてお尋ねいたします。  1回目の質疑は以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  答弁を求めます。  初めに、宇内財務部長。                    〔宇内啓介財務部長登壇〕 ◎宇内啓介 財務部長  議案第27号 平成31年度春日部市一般会計予算についてのご質疑に答弁申し上げます。  初めに、当初予算の総括でございますが、平成31年度予算の編成に当たりましては、本市において動き始めている春日部駅付近連続立体交差事業、北春日部駅周辺の土地区画整理事業、東埼玉道路の整備とこれに伴う産業集積、本庁舎移転建てかえなど、新たなまちづくりの骨格をなす大規模事業の推進に多くの市民の期待が寄せられていることを、まずは念頭に置いたところでございます。  具体的には、だれもが「住んでみたい、住み続けたい」と思う、だれからも「選ばれるまち」を目標に、本市の目指す将来像である「つながる にぎわう すまいるシティ 春日部」の実現に向け、第2次総合振興計画に示されております、子育て・健康長寿、まちの拠点整備・経済発展、安心・安全・持続可能なまちの3つのプロジェクトに対する事業へ優先的に予算配分を行うとともに、新たな事業についても積極的に取り組んだところでございます。  続きまして、予算書16ページ、1款市税についてでございます。市民税個人現年課税分の増の要因につきましては、景気の緩やかな回復傾向を受け、雇用情勢の改善による納税義務者数の増や給与取得の増加などが見込まれることから、地方財政計画における伸び率を参考に本市の状況を勘案し、1.4%の増収を見込んだものでございます。  次に、市民税法人現年課税分の増の要因につきましても、平成30年度調定額の実績を踏まえ、回復基調が続く景気動向や地方財政計画の伸び率を参考といたしまして、4.1%の増収を見込んだところでございます。  次に、固定資産税現年課税分の増の要因につきましては、土地と償却資産はほぼ横ばいであるものの、家屋につきましては、平成31年度が3年に1度の評価がえの2年目に当たることから、既存の家屋分の価格が据え置かれる一方で、新増築の家屋の税額が取り壊し家屋分を上回るため、増額になると見込んだものでございます。  続きまして、予算書18ページ、森林環境譲与税についてでございますが、森林環境譲与税は、平成30年度税制改正の大綱において、平成31年度より市町村が実施する森林整備等に関する費用として国から譲与されることが示されたところでございます。譲与額につきましては、林業就業者数や人口に基づき市町村に配分され、地方財政計画において示された額をもとに900万円と見込んだところでございます。  続きまして、予算書20ページ、地方交付税のうち普通交付税についてでございますが、こちらは前年度対比6億円増の79億円と見込んだものでございます。その考え方といたしましては、普通交付税は基準財政需要額と基準財政収入額の差をもとに算定されるものでございますが、平成30年度の算定額は予算額73億円に対し、基準財政収入額が約6億円の減となり、その結果、算定交付額は当初予算ベースで約6億円増の約79億円となったものでございます。この結果をもとに平成31年度の基準財政需要額においては社会福祉費や合併特例債の償還費用などの増により約4億円の増を見込んだものでございます。また、基準財政収入額においては、固定資産税や地方消費税交付金などの増により約4億円の増を見込んだものでございます。その結果、基準財政需要額の増額分と基準財政収入額の増額分が同程度の額であることから、平成30年度の算定交付額と同程度の79億円を見込んだものでございます。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  次に、土渕公共施設事業調整担当部長。                    〔土渕 浩公共施設事業調整担当部長登壇〕 ◎土渕浩 公共施設事業調整担当部長  予算書67ページ、本庁舎整備事業5億2,369万円の事業内容についてのご質疑に答弁申し上げます。  主なものでございますが、工事請負費4億2,198万円につきましては、旧市立病院解体工事費を2カ年度の継続費で設定いたしました9億3,775万円のうち平成31年度分として計上したものでございます。工事内容といたしましては、旧市立病院の西棟を初め管理棟、外来化学療法室、磁気共鳴診断室、こちらはMRI室になります。事務棟、看護師宿舎、健診センター、薬品排水処理設備室など東棟を除く全施設の解体及び外構の解体、さらには土壌汚染対策を行いながら実施するものでございます。  次に、委託料1億165万円でございますが、このうち業務委託料1,014万円につきましては、旧市立病院解体工事に伴う工事管理業務委託を2カ年度の継続費で設定いたしました2,253万3,500円のうち平成31年度分として計上したものでございます。内容といたしましては、解体工事の工程管理、施工管理、施工計画などの検討、検査の立ち会いなどを行うものでございます。  次に、委託料のうち設計委託料9,151万円につきましては、新本庁舎整備実施設計業務委託を2カ年間の債務負担で設定いたしました3億503万8,100円のうち平成31年度分として計上したものでございます。内容といたしましては、新築棟の建設及び東棟の改修について、基本設計をもとに詳細な設計を行うとともに、構造や環境に関する性能評価、リサイクル計画書の作成など特別業務を行うものでございます。  以上です。 ○鬼丸裕史 議長  次に、桜井総合政策部長。                    〔桜井 厚総合政策部長登壇〕 ◎桜井厚 総合政策部長  予算書71ページ、旧商工振興センター跡地活用事業についてのご質疑に答弁申し上げます。  初めに、これまでの経過についてでございますが、平成30年度において跡地近隣の2つの商業関係団体、6つの商店会、6つの自治会及び春日部商工会議所の関係者と延べ13回の懇談会を開催いたしまして、意見交換を重ねてまいりました。この懇談会では、跡地活用に当たっての課題や施設の機能など多くの貴重なご意見をいただいたところでございます。また、いただいたご意見を厚生労働省埼玉労働局にもお伝えし、埼玉労働局からは中心市街地の活性化に資する、よりよい施設の一緒につくりましょうといった言葉をいただいているところでございます。  次に、今後でございますが、これまでいただいたご意見をもとに、跡地の立地状況や交通のアクセスなどの条件を総合的に整理いたしまして、施設整備の基本となる方針を策定し、施設の機能や規模、また民間事業者の参入意向調査や事業手法の検討などを行ってまいります。引き続き懇談会の開催などを通し、丁寧に説明をしながら、多くの皆様のご意見を十分にお伺いし、春日部市全体のにぎわい創出、中心市街地の活性化に資するよう跡地活用の検討を行ってまいります。  以上です。 ○鬼丸裕史 議長  次に、大川市民生活部長。                    〔大川裕之市民生活部長登壇〕 ◎大川裕之 市民生活部長  予算書75ページ、防犯・暴力対策事業についてのご質疑に答弁申し上げます。  通学路における街頭防犯カメラの設置経緯と設置場所の選定でございますが、本市では、これまでに市内の8つの駅周辺など人通りの多い場所の犯罪抑止を目的として43台の街頭防犯カメラを設置してまいりました。市内の刑法犯認知件数は減少傾向にありますが、子供に対する声かけ事案などが後を絶たない状況であることから、第2次総合振興計画において通学路における街頭防犯カメラ設置事業を主な事業の一つに掲げ、市内の小学校の通学路に街頭防犯カメラを設置し、登下校時における児童の見守り活動を補完し、さらなる安全確保を図っていくこととしたものでございます。  設置場所の選定につきましては、春日部警察署と協議し、通学路の中で不審者情報の多い箇所を抽出し、あわせて教育委員会が中心となって行った登下校防犯プランに基づく通学路安全点検の結果なども考慮し、まずは平成31年度予算として、特に不審者情報の多い粕壁小学校区、内牧小学校区、牛島小学校区、上沖小学校区、藤塚小学校区、桜川小学校区の6カ所に1台ずつ設置していく予定としたものでございます。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  次に、内藤こども未来部長。                    〔内藤信代こども未来部長登壇〕 ◎内藤信代 こども未来部長  予算書123ページ、保育総務事務及び特定教育・保育施設等運営費補助金の事業内容に関するご質疑に答弁申し上げます。  5つの子育て応援パッケージは、保育施設を利用されている子育て世代を支援するため、来年度から新たに取り組む保育施策でございます。子育て応援パッケージの1点目は、市内全ての認可保育施設における使用済み紙おむつの処理を業務委託により行うことで紙おむつの持ち帰りをなくします。これにより、お迎えの際の保護者の方の負担軽減を図るものでございます。  2点目は、育児休業中における継続入所期間を延長いたします。現在保育施設を利用されているご家庭で、お子さんの出産に伴い、育児休業を取得する場合には、上のお子さんの継続入所期間を出産したお子さんの満1歳の誕生月の月末までとしております。これを満2歳に達する年度末までに延長するものでございます。これによりまして、第2子以降の出産に際し、上のお子さんの育児に対する不安軽減を図るとともに、安心して子育てに専念できる環境を整備するものでございます。  3点目は、保育事業者が雇用する保育士のために市内でアパートなどの住居を借り上げる際に、その費用の一部を補助する保育士宿舎借上支援事業費補助金を創設いたします。民間保育施設に対し、保育士宿舎の借上料を補助することにより、保育士の確保や就業継続の支援に寄与できるものというふうに考えております。
     4点目は、民間保育施設で障害のあるお子さんを受け入れる際の職員の配置に要する費用の一部を補助する障害児保育支援事業費補助金を創設いたします。障害児保育を実施する民間保育施設を支援することで、本市における障害児保育の充実を図るものでございます。  最後になりますが、5点目は、保育サービスに関する、さまざまな相談に応じる保育コンシェルジュを配置いたします。保育所の入所に関する相談はもちろんですが、入所できなかった場合のアフターフォローなど保育サービスの情報提供やアドバイスを行う相談員として保育コンシェルジュを配置するものでございます。安心して相談できる環境を整え、多様化する保育サービスの需要により一層きめ細かに対応してまいります。  これらの5つの子育て応援パッケージを実施しながら、本市における保育環境の充実を図り、「日本一幸せに子育てできるまち」への実現に取り組んでまいります。  次に、予算書127ページ、複合型子育て支援施設整備事業についてでございます。この事業は、保育所及び児童発達支援センターの機能を備えた複合型子育て支援施設を整備するもので、2021年4月の開所に向け、来年度から工事に着工し、2カ年かけて施設の建設を進めるものでございます。現在の事業の進捗状況でございますが、測量業務につきましては、既に完了しております。施設の設計業務委託につきましても、平成30年度末までに完了する見込みでございます。整備に付随する埋蔵文化財の試掘調査などの諸手続につきましても順調に進めております。来年度は、初めに複合型子育て支援施設の建設工事に先駆け、周辺住宅における地盤変動影響事前調査を実施いたします。あわせて、建築確認や契約などの事務手続を経て、建設工事に着手する見込みであります。  なお、工事監理につきましては、業務委託により実施してまいる予定でございます。  以上です。 ○鬼丸裕史 議長  次に、折原健康保険部長。                    〔折原章哲健康保険部長登壇〕 ◎折原章哲 健康保険部長  予算書135ページ、保健衛生総務事務についてのご質疑に答弁申し上げます。  市では、春日部市AED普及促進計画に基づき市の施設へ自動体外式除細動器、AEDの設置を行い、あわせまして市内を循環する地域コミュニティバス「春バス」やごみ収集車へのAEDの搭載を行ってまいりました。平成31年1月末現在171台のAEDを設置しております。市では、公共施設へのAED整備と並行して、救命体制のさらなる充実のために研究を重ねていたところであり、市議会におきましても、AEDのさらなる整備に向けて要望があったところでございます。  このような状況の中、新たな取り組みといたしまして、包括的連携協定を締結しているセブンイレブン・ジャパン市内全店舗、現在36店舗へのAEDの設置を行いたいと考えているところでございます。コンビニエンスストアは、24時間営業の店舗が多く、また地域での知名度が高い施設であることから、AEDの設置により迅速な救命処置を夜間にも行えるよう救命体制を強化するものでございます。  なお、設置につきましては、平成31年、2019年10月を予定しております。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  次に、佐藤消防長。                    〔佐藤 晃消防長登壇〕 ◎佐藤晃 消防長  予算書189ページ、通信指令事業についてのご質疑に答弁申し上げます。  電話通訳センターを介した3者間同時通話の導入の背景についてでございますが、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック競技大会に伴い、訪日外国人が増加することが予想され、外国人からの119番通報の対応が急務となっているところでございます。消防本部といたしましては、主要な言語において24時間365日、迅速かつ的確に対応するため導入するものでございます。  事業内容につきましては、外国人からの119番通報を受信した消防職員が電話通訳センターに電話をつなぎ、通訳者を介して通話をすることにより、正確な情報を得られるものでございます。また、外国人がいる救急現場での活動時などにおいては、外国人と救急隊員が電話機を交互に受け渡し、電話通訳センターを介して会話をすることにより、円滑な救急活動が実施できるものでございます。  以上です。 ○鬼丸裕史 議長  金子進議員。                    〔13番金子 進議員登壇〕 ◆13番(金子進議員) それぞれご答弁ありがとうございました。それでは、2回目は、ご答弁いただいた内容について何点かお伺いしてまいります。  1点目は、市税についてお伺いします。先ほどの答弁でもありましたが、景気は緩やかに回復しているとされております。そこで、市民税個人、法人、固定資産税の今後の見通しについてどのように考えているのか、お伺いいたします。  2点目は、普通交付税についてですが、前年度比で6億円の増となった根拠についてはわかりました。では、今後の見通しについて、合併算定替の影響など踏まえた上でどのように見込んでいるのか、お伺いいたします。  3点目は、本庁舎整備事業についてですが、新庁舎建設に向けた旧市立病院の解体工事の着手や各種事業委託を実施することがわかりました。それでは、それらを含め、今後のスケジュールについてお伺いいたします。  4点目は、防犯・暴力対策事業については、子供に対する声かけ事案が後を絶たない状況であること、また設置については、特に不審者情報の多いとされている6カ所に設置していくことがわかりました。そこで、街頭防犯カメラの設置については、計画的に設置していくことが防犯抑制につながると考えますが、今後の街頭防犯カメラの設置計画についてお伺いいたします。  5点目は、複合型子育て支援施設整備事業について、平成33年、2021年4月開所に向け、順調に準備が進み、建設工事に着手することがわかりました。では、これらの事業についても、今後のスケジュールについてお伺いいたします。  以上で私の質疑を終わります。 ○鬼丸裕史 議長  宇内財務部長。                    〔宇内啓介財務部長登壇〕 ◎宇内啓介 財務部長  市税の今後の見通しについてでございますが、初めに市民税個人現年課税分と市民税法人現年課税分につきましては、国の経済財政運営の政策効果により雇用と所得環境の改善が続き、国内景気は東京オリンピック・パラリンピックに向けた工事や再整備が進む中で経済の好循環が進展し、景気回復の継続が見込まれますことから、納税義務者数や給与所得は増加し、企業業績も回復基調が続くものと考えております。海外経済の動向など、不確実な要因はございますが、現時点では市民税個人分及び市民税法人分の税収は一定の増加傾向で推移するものと考えております。  次に、固定資産税現年課税分につきましては、主に家屋の新築や増築により、市民税個人分や市民税法人分と同様に一定の増加傾向で推移するものと考えております。  続きまして、普通交付税の今後の見通しについてでございますが、合併団体に関する交付税算定上の優遇措置、いわゆる合併算定替が合併後10年を機に段階的に縮減されることになっております。本市におきましては、平成28年度から平成32年度、2020年度までの5年間で優遇措置が終了することになり、平成31年度の影響額はおよそ5億円と見込んだところでございます。  その一方で、地方財政計画では、合併により市町村の姿が大きく変化したことを踏まえ、合併時点では想定されていなかった財政需要について、平成31年度以降も引き続き算定に反映することも示されておりますことから、まずは今後の国の動向等をしっかりと注視してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  土渕公共施設事業調整担当部長。                    〔土渕 浩公共施設事業調整担当部長登壇〕 ◎土渕浩 公共施設事業調整担当部長  本庁舎整備事業の今後のスケジュールでございますが、現在実施しております基本設計業務委託は、本年度3月19日に完了いたします。このため平成31年度には、実施設計に入りまして、2カ年度にわたり詳細な設計を進めてまいります。また、移転先であります旧市立病院では、解体工事の契約を行い、解体工事に着手し、平成32年度、2020年度に完了する予定でございます。その後、平成33年度、2021年度から建設工事に着手いたしまして、約2年ほどの工事期間が必要と考えております。したがいまして、平成34年度、2022年度の竣工を目指してまいります。また、新庁舎への移転、開庁は平成35年度、2023年度以降になる予定でございます。  以上です。 ○鬼丸裕史 議長  大川市民生活部長。                    〔大川裕之市民生活部長登壇〕 ◎大川裕之 市民生活部長  防犯・暴力対策事業における今後の街頭防犯カメラの設置計画でございますが、これは市内の小学校22校と新たに設置される江戸川小中学校の計23校の通学路に合計で約46台を設置していく予定でございます。防犯カメラの設置は、犯罪抑止効果が最大の目的であり、登下校時における児童の見守り活動を補完することも可能なことから、登下校防犯プランにおける通学路の安全確保策としても有効と考えられます。さらに、全ての小学校区に設置することで、市内全域での取り組みとして、より一層犯罪抑止効果が高まると考えられますので、平成31年度から平成34年度、2019年度から2022年度までの4年間でおおむね各校に2台ずつ設置する予定としております。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  内藤こども未来部長。                    〔内藤信代こども未来部長登壇〕 ◎内藤信代 こども未来部長  複合型子育て支援施設の整備スケジュールについてでございますが、平成31年度、2019年度は建築確認の手続を進めるとともに、工事施工に伴う周辺住宅における地盤沈下などの環境事前調査を実施してまいります。あわせて工事に係る入札を行いまして、議会の承認をいただいた後、請負契約を締結し、建設工事に着手をしてまいります。実際の工事着工は、平成31年度、2019年度の後半を予定しており、2020年度に建設工事を完成させ、2021年4月の開所を目指すものでございます。  以上です。 ○鬼丸裕史 議長  以上で13番、金子進議員の質疑を終了いたします。 △休憩の宣告 ○鬼丸裕史 議長  この際、暫時休憩をいたします。  午前11時52分休憩   ───────────────────────────────────────────────── △開議の宣告 ○鬼丸裕史 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  午後 1時01分開議   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △議案第27号に対する質疑(続き) ○鬼丸裕史 議長  引き続き質疑を求めます。  次に、8番、水沼日出夫議員。                    〔8番水沼日出夫議員登壇〕 ◆8番(水沼日出夫議員) 議席番号8番、新政の会、水沼日出夫でございます。議案第27号 平成31年度春日部市一般会計予算について、金子議員に続いて何点か質疑をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  平成31年度の予算編成に当たっては、社会保障関連経費の増大などによる義務的経費の上昇や老朽化した公共施設への対応などがある中、さまざまな市民ニーズを反映するために種々ご苦労があったものと拝察しているところでございます。  そのような状況のもと、積み上げられた当初予算において、歳出の中から幾つかの事業の内容を予算書に沿って質疑させていただきます。  1点目、予算書149ページ、ごみ処理施設運営事業10億5,976万4,000円について、平成31年度からごみ焼却施設と汚泥再生処理センターを一括して全面委託する長期包括運営業務委託が導入されるとのことですが、事業の内容についてお伺いします。  2点目は、予算書161ページ、かすかベンチャー応援補助金400万円について、こちらは参考資料によりますと、新規事業となっています。新たな地域産業の創出を図るための補助金とのことですが、事業の内容についてお伺いします。  3点目は、予算書163ページ、まちなか魅力発見観光ガイド事業1,739万9,000円について、春日部の魅力を紹介する事業を行うとのことですが、事業の内容についてお伺いします。  4点目、予算書169ページ、橋りょう長寿命化修繕事業2億3,540万円について、橋りょう長寿命化修繕計画に基づく補修を行うとのことですが、その具体的な内容についてお伺いします。  5点目、予算書175ページ、地域拠点駅まちづくり事業1億6,595万7,000円について、駅前周辺の交通環境の改善などを行うとのことですが、事業の内容についてお伺いします。  6点目、予算書183ページ、土地利用推進事業9,781万3,000円について、北春日部駅周辺の土地区画整理を進めていくとのことですが、事業の実施内容についてお伺いします。  7点目、予算書187ページ、ふれあい家族住宅購入奨励事業3,213万6,000円について、前年度対比で大幅に増額となっておりますが、事業内容を含め、増額となった理由についてお示しください。  8点目、空家等対策推進事業1,091万4,000円について、平成31年度から空家リノベーションにより空家対策を行っていくとのことですが、この事業における取り組み内容についてお伺いします。  9点目、予算書203ページ、小学校運営事業4億322万3,000円について、この事業の中には平成31年度から開校する江戸川小中学校において民間の水泳施設を活用した水泳授業に係る予算が含まれているとのことですが、この水泳授業についてもう少し詳しくお示しください。  10点目、江戸川小中学校スクールバス運行事業1,595万8,000円について、児童の通学のためにスクールバスを導入するとのことですが、この事業の実施内容についてお伺いします。  最後、11点目、予算書211ページ、中学校特別教室エアコン整備事業544万5,000円について、具体的な事業内容についてお伺いします。  1回目の質疑は以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  答弁を求めます。  初めに、日向環境経済部長。                    〔日向 誠環境経済部長登壇〕 ◎日向誠 環境経済部長  議案第27号 平成31年度春日部市一般会計予算についてのご質疑に答弁申し上げます。  初めに、予算書149ページ、ごみ処理施設運営事業の内容についてでございますが、本事業は、主にごみ焼却施設とし尿処理施設を運営するものでございます。ごみ処理施設の豊野環境衛生センターは、平成30年度末で施設の長寿命化工事が完了いたします。また、し尿処理施設の汚泥再生処理センターは、平成28年度末に竣工し、順調に稼働しております。これらのリニューアルした両施設を対象に平成31年度から10年間、施設の運転管理のみならず設備の修繕や場内清掃、敷地内の樹木管理に至るまで、できる限りの業務を委託する長期包括運営業務委託を導入いたします。  そのため、平成31年度当初予算におきましては、従来、別事業として予算計上しておりました、汚泥再生処理センター運営事業をごみ処理施設運営事業に統合いたしました。本市において廃棄物処理施設の全面委託は初めてでございますことから、適切に施設が運営されるよう施設に精通したベテラン職員を適所に配置し、指導、監督に努め、衛生的な市民生活の確保に向けて万全を期してまいりたいと考えております。  次に、予算書161ページ、かすかベンチャー応援補助金についてでございますが、この補助金は、創業しやすい春日部のイメージを高め、市内に新たに創業する事業者を呼び込み、あわせて空き店舗対策の解消及び地域の活性化を図ることを目的として実施するものでございます。事業の内容といたしましては、国からの認定を受けた春日部市創業支援事業計画に基づく支援を受け、これから創業する方、あるいは創業して5年未満の方を対象に、市が指定した区域の空き店舗に出店する際にかかる経費の2分の1に当たる額を100万円を上限として補助するものでございます。  さらに、市が指定した区域の中で、市が特定した区域の空き店舗に出店した方、あるいはかすかべビジネスプランコンテストの受賞者が、その受賞プランに基づき出店する場合については、補助上限額を50万円プラスして150万円まで補助するものでございます。補助対象経費といたしましては、店舗の開設に伴う外装工事や内装工事などの設備費、店舗の借り入れに伴う仲介手数料、試供品やサンプル品の製作等に係る原材料費、広告宣伝やパンフレットの印刷等に係る広報費を想定しております。  次に、予算書163ページ、まちなか魅力発見観光ガイド事業についての主な事業内容についてでございますが、春日部情報発信館「ぷらっとかすかべ」を拠点として観光情報、イベント情報、タウン情報など四季折々の情報を発信するとともに、まちなかの施設や名所などのガイド、また多言語版も含めた観光ガイドマップの作成、配布などを行うものでございます。また、平成28年度から毎年実施しております、日光街道埼玉六宿連携スタンプラリー事業を関係自治体や観光ボランティア団体、東武鉄道と連携して実施するものでございます。さらに、春日部情報発信館「ぷらっとかすかべ」におきまして、本年度から行っているかすかべフードセレクション認定品の常設販売のさらなる充実として冷蔵・冷凍商品の取り扱いやクレジットカード決済を導入するものでございます。  以上です。 ○鬼丸裕史 議長  次に、渡辺建設部長。                    〔渡辺隆之建設部長登壇〕 ◎渡辺隆之 建設部長  予算書169ページ、橋りょう長寿命化修繕事業でございます。平成31年度の主な内容としましては、長寿命化工事として大須賀橋、平松谷橋、3055号橋の3橋について長寿命化に取り組むものでございます。業務委託につきましては、藤塚橋を初めとする10橋について長寿命化に向けた業務委託を実施するものでございます。また、既に長寿命化修繕計画を策定している主要橋47橋以外の橋梁約550橋につきましても、計画的な維持管理と長寿命化に向けて修繕計画を策定するものでございます。  以上です。 ○鬼丸裕史 議長  次に、中島都市整備部長。                    〔中島 拓都市整備部長登壇〕 ◎中島拓 都市整備部長  予算書175ページ、地域拠点駅まちづくり事業のご質疑に答弁申し上げます。  本事業につきましては、本市の目指す、駅を中心とした魅力と活力のあるまちづくりを進めるに当たり、生活利便施設を駅周辺に立地誘導するための都市基盤整備などや、それにあわせて周辺を活性化させる取り組みも実施しているもので、現在は豊春駅と八木崎駅の2駅について事業を進めております。豊春駅周辺につきましては、地区にお住まいの方々と協働して駅周辺の活性化に資する駅前広場及びアクセス道路等の整備計画を策定するとともに、必要な用地を取得し、また整備後において新たに生まれる人の流れを駅周辺の商店街などに呼び込むための情報発信の方法やイベントの企画などのソフト事業の検討を行っているところでございます。  また、八木崎駅周辺につきましては、豊春駅周辺と同様に地区にお住まいの方々と協働して、利便性が高く、地域の顔となる駅前広場及びアクセス道路等の整備計画の策定と地域コミュニティの活性化に向けた花絵植栽活動の継続や新たなソフト事業の検討などを行っているところでございます。  続きまして、予算書183ページ、土地利用推進事業の事業内容についてでございます。本事業におきましては、北春日部駅周辺の面積約40.5ヘクタールの地区において駅から歩いて暮らせるコンパクトな市街地を形成していくことを目指し、組合施行による土地区画整理事業を推進しております。北春日部駅周辺の良好な立地環境を生かして子育て世帯や高齢者世帯にとって生活しやすい戸建て住宅を中心に、医療や福祉、商業など生活サービス施設が充実したまちの実現に向け、市では土地区画整理準備会への技術支援を実施しているところでございます。現在、地権者で構成する土地区画整理準備会と市が協働し、土地利用計画の検討を進めており、平成31年度事業の実施に向けた事業計画を策定するとともに、換地計画の検討を進め、農林協議や都市計画決定手続などの完了を目指してまいります。
     続きまして、予算書187ページ、ふれあい家族住宅購入奨励事業についてのご質疑に答弁申し上げます。本事業は、平成23年7月から創設した事業であり、3世代が触れ合う環境を提供し、経済的、精神的に支え合う家族形態の推進を図り、地域の活性化及び定住の促進を目的としておりまして、市内に5年以上居住している親世帯の近くに住むために市内に初めて住宅を取得する子世帯に対し、登記費用の2分の1の額、上限は20万円となりますが、市内共通商品券の交付により奨励をするものでございます。  本事業につきましては、事業開始から7年以上が経過し、現行制度の課題や社会情勢の変化を踏まえ、一部見直しを行い、さらなる定住促進や地域の活性化を図るため、平成31年度より制度の拡充を行うものでございます。その内容といたしましては、大きく3点ございまして、1点目が対象者の拡充でございます。現行制度では、子世帯が親世帯の近くに住む場合、対象となっておりますが、親世帯が子世帯の近くに住む場合は対象となってございません。このようなことから、親世帯が子世帯の近くに住む場合にも支援することで、より一層経済的、精神的に支え合う家族形態の推進を図るものでございます。  2点目は、住宅要件の緩和でございます。これまでは建築基準法に基づく新耐震設計基準による建築確認を受け、完了検査済証の交付を受けた住宅に限っておりましたが、建築確認済証の交付を受けていれば申請を可能といたすものでございます。また、旧耐震設計基準による住宅であっても耐震改修等により新耐震設計基準による耐震性を確保した住宅であれば申請を可能とすることで、さらなる中古住宅の流通促進を図るものでございます。  3点目は、上限額の引き上げでございます。こちらにつきましては、住宅金融支援機構による住宅ローンの金利を引き下げるフラット35子育て支援型が創設されたことにより、住宅金融支援機構と連携することで金利の優遇を受けることが可能となるものでございます。また、交付対象額となる登記費用が年々増加傾向にあり、上限20万円を超える申請件数も多い状況にありますことから、住宅金融支援機構との連携に合わせ、上限額を30万円に引き上げるものでございます。こうした制度の拡充や交付件数の精査を行いましたことにより、所要額を計上させていただいたところでございます。  続きまして、予算書187ページ、空家等対策推進事業についてのご質疑に答弁申し上げます。空き家リノベーション補助金の内容でございますが、本市では職と住居が近接したコンパクトで魅力的なにぎわいのあるまちを目指しており、こうしたまちづくりを推進するためには都市基盤整備事業や都市再生事業と連携した既成市街地のリノベーションを図る必要がございます。そのためには、年々増加傾向にある住宅や店舗の空家を利活用、流通促進が大変重要であり、空家の既存ストックを活用したリノベーションまちづくり事業として空家等対策、定住促進対策、空き店舗対策を3つの柱とした制度構築を進めております。  空家等対策では、空き家リノベーション助成制度として住宅や店舗の空家の有効活用及び流通促進を図るため、空家バンクを活用し、空家バンクに登録された物件を改修した場合の改修支援と、空家を解体し、建てかえをした場合の建てかえ支援を行うものでございます。また、空家バンク登録以外であっても既存ストックの有効活用や定住促進、地域の活性化の観点から空家や空き室の店舗を改修した場合、空家バンク登録の2分の1の補助額となりますが、改修支援として補助してまいりたいと考えてございます。  補助の額につきましては、空家バンク登録の場合、改修に要した費用として20万円、また立地適正化計画との連携を図り、居住誘導区域内であれば、上乗せをし、さらに市内業者を利用した場合にも上乗せをすることで、上乗せ額といたしましては40万円となり、合計で60万円の補助となるところでございます。  また、定住促進対策では、空き家リノベーション助成制度と連携し、定住促進事業において定住促進リノベーション事業奨励金として上乗せする制度がございまして、子供が2人いる夫婦が市外から転入した場合、2つの制度を合計いたしまして、最大120万円の補助が可能となるものでございます。  次に、空き店舗対策といたしましては、当初予算では創業支援事業としてかすかベンチャー応援補助金を計上させていただいておりますが、本事業では対象区域を広く捉え、空き店舗の改修支援として都市機能誘導区域内にあり、かすかベンチャー応援補助金を活用した方を除き、テナントビル等の空き室を賃貸し、店舗として活用する場合に30万円を補助するものでございます。  なお、当初予算での空き家リノベーション補助金といたしましては、34件の申請を見込み、所要額を計上させていただいたところでございます。  このように空き家リノベーション助成制度につきましては、まちづくりの視点を持って、しっかりとターゲットを絞った施策であり、他の事業とも連携した、他市にはない魅力的な助成制度であると考えているところでございます。  以上です。 ○鬼丸裕史 議長  次に、大山学校教育部長。                    〔大山祐二学校教育部長登壇〕 ◎大山祐二 学校教育部長  予算書203ページ、小学校運営事業についてのご質疑に答弁申し上げます。  水泳授業業務委託の内容でございますが、4月に開校する江戸川小中学校の特色ある教育の一つとして、民間の水泳施設を活用し、専門家による効果的な指導により、教育環境の充実を図るもので、主に水泳授業と夏休みプール指導を実施するものでございます。水泳授業につきましては、1、2年生、3、4年生、5、6年生の単位で2つの学年を1グループとし、1、2年生は1回45分の授業を全8回、3、4年生、5、6年生は1回70分の授業を全5回実施いたします。1グループを複数のブロックに分け、1人の指導員が10名程度の児童を指導することで、児童の泳力レベルに応じた授業展開を可能にしてございます。また、インストラクター、学校の教職員に加え、常時1名以上の監視員を配置することで、安全に配慮した体制を整えているところでございます。夏休みプール指導につきましては、夏休み中に1回60分の施設利用を全6回実施するもので、水泳授業と同様、常時1名以上の監視員を配置しますが、指導は教職員が実施いたします。なお、送迎につきましては、水泳授業、夏休みプール指導ともに水泳施設が保有するマイクロバス等を利用し、実施することとしております。  続きまして、予算書211ページ、中学校特別教室エアコン整備事業についてのご質疑に答弁申し上げます。この事業につきましては、近年夏の気温が高く、猛暑日がふえる中、夏季における利用頻度が高い中学生の特別教室においてエアコンの整備を進めていくものでございます。具体的な事業内容といたしましては、既に特別教室にエアコンの設置してある東中学校を除き全ての中学校及び義務教育学校11校につきまして、特別教室のエアコン整備に向けた実施設計を行うものでございます。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  次に、川崎学務指導担当部長。                    〔川崎信雄学務指導担当部長登壇〕 ◎川崎信雄 学務指導担当部長  予算書203ページ、江戸川小中学校スクールバス運行事業についてのご質疑に答弁申し上げます。  初めに、スクールバスを導入する目的でございますが、平成31年4月に義務教育学校として江戸川小中学校が開校することに伴い、現在宝珠花小学校、富多小学校に通学する児童の通学距離が延長されることから、登下校時の安全を確保するため、スクールバスを導入するものでございます。  なお、乗車対象につきましては、江戸川小中学校の学区内にお住まいの小学1年生から6年生の児童としております。  次に、運行ルートでございますが、全児童が乗車でき、かつ乗車時間が長くならないように配慮した結果、現在の宝珠花小学校、富多小学校にそれぞれ2ルートずつ合計4ルートを設定し、登下校時にマイクロバス2台で巡回いたします。また、バスの乗降場所は自宅からおおむね300メートルを目安に設置し、交通量なども踏まえ、児童の待機場所として安全が十分に確保できる場所を選定いたしました。乗車時間につきましては、各ルートともにおおむね30分程度で走行し、登校時は朝7時と7時30分発の2便のバスを運行いたします。一方、下校時につきましては、学年や学校行事等によって下校時間が異なることから、学校側と調整しながら、各ルートにおいて3便のバスを運行いたします。  なお、スクールバスの運行ルートや乗降場所などの選定に当たりましては、実際にバスを利用する児童の保護者の方々にご意見を伺いながら決定したところでございます。また、江戸川小中学校の開校前には、保護者及び児童の不安を解消し、安全にスクールバスを利用できるように試運転を実施してまいります。さらに、教育委員会では、スクールバスの利用時上ルールや緊急時の対応等を定めた春日部市立江戸川小中学校スクールバス運行計画を策定いたしました。この運行計画に基づき学校や保護者、バス事業者、教育委員会が連携し、安心安全なスクールバスの運行に努めてまいります。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  水沼日出夫議員。                    〔8番水沼日出夫議員登壇〕 ◆8番(水沼日出夫議員) それぞれのご答弁ありがとうございました。それでは、2回目は、ご答弁いただいた内容について何点かお聞きしてまいります。  1点目は、かすかベンチャー応援補助金について、新規事業ということですが、どのような事業効果が期待できるのか、お伺いします。  2点目は、まちなか魅力発見観光ガイド事業について、ガイドマップを幾つか作成するとのことでしたが、具体的な内容についてお伺いします。  3点目は、橋りょう長寿命化修繕事業について、計画に基づいて進めているとのことですが、市内で補修等が必要な橋梁について今後の見通しをお伺いします。  4点目は、地域拠点駅まちづくり事業について、豊春駅周辺と八木崎駅周辺の改善を行うとのことですが、事業の今後のスケジュールについてお伺いします。  5点目は、土地利用推進事業について、組合施行による土地区画整理事業により市街地形成を推進していくということですが、今後のスケジュールについてお伺いします。  6点目は、ふれあい家族住宅購入奨励事業について、対象者など制度の拡充を行うとのことでした。それでは、この事業効果についてお示しください。  7点目は、中学校特別教室エアコン整備事業について、近年の夏の気温を考え、エアコン整備を進めるとのことですが、具体的にエアコンを設置する特別教室とはどこになるのか、お伺いします。  以上で私の質疑を終わります。 ○鬼丸裕史 議長  日向環境経済部長。                    〔日向 誠環境経済部長登壇〕 ◎日向誠 環境経済部長  かすかベンチャー応援補助金の事業効果についてでございますが、この補助金は創業支援施策と空き店舗対策、両方をあわせ持つことから、本事業の実施により、創業しやすいまち春日部として、創業希望者が出店しやすい環境づくりはもちろんのこと、市内商店街への出店が促進され、もって空き店舗の解消や市内商店街の活性化につながるものと考えているところでございます。  なお、先ほど答弁いたしました、市が指定する区域及び特定の区域についてでございますが、これは今年度事業の検討段階において実施した空き店舗調査や不動産業者への聞き取り並びに創業希望者の出店場所に対する要望等を踏まえ、平成31年度につきましては、指定区域を春日部駅東口周辺の商店街とし、その中でかすかべ大通り沿いを特定区域として集中的に支援を行っていき、東口の活性化につなげてまいりたいと考えております。  次に、まちなか魅力発見観光ガイド事業で作成するガイドマップの内容についてでございますが、既存の観光マップを増冊するとともに、そのうちかすかベ観光ガイドと粕壁宿マップの2種類については、英語、韓国語、中国語の多言語版マップを作成いたします。また、飲食店マップや市内に点在しているクレヨンしんちゃんのスポットと既存の観光資源を案内する観光マップを日本語版と多言語版で作成するものでございます。こうしたマップの作成につきましては、来訪者に対するおもてなしとして春日部を楽しんでいただきながら回遊性の向上を図るとともに、訪日外国人旅行者のさらなる誘致に取り組むためのものでございます。  以上です。 ○鬼丸裕史 議長  渡辺建設部長。                    〔渡辺隆之建設部長登壇〕 ◎渡辺隆之 建設部長  橋りょう長寿命化修繕事業でございます。橋梁の長寿命化につきましては、今後におきましても定期的な点検を実施することにより、橋梁の破損状況や危険度を把握するとともに、事業費の平準化を勘案した上で、計画的で効果的な維持管理を実施してまいりたいと考えております。  以上です。 ○鬼丸裕史 議長  中島都市整備部長。                    〔中島 拓都市整備部長登壇〕 ◎中島拓 都市整備部長  初めに、地域拠点駅まちづくり事業の今後のスケジュールでございますが、豊春駅周辺につきましては、平成31年度は駅前広場整備に必要となる用地の測量、不動産鑑定及び用地取得と給配水管の布設工事、乗降場の上屋の設計業務を実施するというものでございます。また、年度の後半には、埼玉県警察本部による豊春駅前交番の移設に伴い、全ての用地が確保できる見込みでございます。平成32年度、2020年度は、全面的な歩車道の整備と乗降場の上屋の整備を行い、駅前広場の完成を目指すというものでございます。  次に、八木崎駅周辺につきましては、平成31年度から着手する複合型子育て支援施設の建設工事に合わせ、駅前広場と施設を結ぶアクセス道路の詳細設計と駅前広場のリニューアル工事に着手をするというものでございます。平成32年度、2020年度につきましては、複合型子育て支援施設の完成に合わせ、駅前広場から施設までのアクセス道路の車道部と一部歩道部の整備を行い、駅周辺整備の完了を目指すものでございます。  続きまして、北春日部駅周辺地区土地区画整理事業の今後のスケジュールでございますが、平成31年度におきましては、事業の実施に向けた事業計画を策定するとともに、農業振興地域農用地区域の除外に向けた農林協議を完了させます。また、事業計画をもとにした換地計画の検討を進め、都市計画決定や事業認可などの協議とあわせて土地区画整理準備会において地権者の本同意を取得してまいります。その後のスケジュールでございますが、平成31年度末に土地区画整理組合設立認可を受け、平成32年度、2020年度以降整備に着手していくことを目指しております。  続きまして、ふれあい家族住宅購入奨励事業の効果についてでございますが、事業開始から1,078件交付しましたことから、この事業の目的であります定住の促進に寄与しているものと考えているところでございます。今回の制度拡充によりまして、さらなる3世代がつながる家族形態の促進、中古住宅の流通促進を図るとともに、住宅金融支援機構との連携を図ることが可能となるところでございます。このようなことから、ふれあい家族住宅購入奨励事業の支援とあわせ、住宅ローンを引き下げるフラット35子育て支援型を活用することで、子育て世帯に対するより一層の支援が可能となり、これまで以上に事業効果の高い制度となるものと考えているところでございます。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  大山学校教育部長。                    〔大山祐二学校教育部長登壇〕 ◎大山祐二 学校教育部長  具体的にエアコンを設置する特別教室につきましては、各学校へ実施いたしました、夏季における特別教室の利用状況に係る調査を集計した結果、教科ごとの専門の設備、器具等の使用、また年間を通じたカリキュラム編成などから、理科室、美術室、技術科室及び家庭科室といった利用の高い特別教室を対象としております。各中学校におきまして、4教室から5教室への整備を計画しておりますが、学級数やカリキュラムの進捗等により特別教室の利用状況が異なりますことから、今後学校と協議し、実施設計を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  以上で8番、水沼日出夫議員の質疑を終了いたします。  次に、16番、永田飛鳳議員。                    〔16番永田飛鳳議員登壇〕 ◆16番(永田飛鳳議員) 議席番号16番、前進かすかべ。未来の会、永田飛鳳でございます。議案第27号 平成31年度春日部市一般会計予算について質疑をさせていただきます。  私からは、主に総務関連の事業について、新しく始まる事業を含め、平成31年度、春日部は何を見通して予算が組まれているのか、どう使われる予定なのかを平成31年度予算事業別概要書に基づいてお伺いいたします。  まずは、資料38ページ、16款寄附金、1項寄附金、2目総務費寄附金、1節総務管理費寄附金、ふるさとかすかべ応援寄附金についてお伺いします。ふるさとかすかべ応援寄附金については、今まで市にとって大きな財源の一つであり、またそれだけにとどまらず、春日部をアピールする一つの手段として大きな役割を果たしているものだと考えます。納税者が寄附するところを選ぶということは、春日部にお世話になったありがとうの気持ち、これから春日部を応援したい、頑張ってという思いが目に見えてあらわれる制度だと思っています。最近では、国の制度の見直しもされ、返礼品の規制が行われております。  そこで、1回目の質疑として、今回予算書では前年度から歳入が約9割減を見込まれていますが、その理由と原因を詳しく教えてください。また、国の制度の見直し内容についても改めてお聞かせください。  その返礼品の見直しを受けて、本市で取り扱いをやめた返礼品と今現在の返礼品の状況もあわせてお伺いします。  次に、68ページ、2款総務費、1項総務管理費、17目交通安全対策費、放置自転車対策事業についてお伺いします。私は夜、特に駅前などを通ると銀行やお店が閉まっているのに、その前には自転車がとまっているのをいまだに目撃します。放置自転車が多くあると、まちの景色もよくありませんし、目や体の不自由な方を初め歩行者の安全な通行の妨げにもなりかねません。特に自転車の駐輪場もしっかりと普及している中で、きちんととめていただいている方もいらっしゃいますし、ルールを守ることやモラルの低下につながらないよう市民の皆さんと一緒に取り組んでいかなければならないと思います。  そこでまず、放置自転車の現状と推移、それを受けて放置防止の効果は得られているのか、市としてのお考えをお聞かせください。  次に、69ページ、2款総務費、1項総務管理費、18目市民活動支援費、自治振興事業についてお伺いします。平成31年度は、新たな取り組みとして自治会カードを発行するという動きがあるようです。しかし、最近は自治会の加入率が低下している現状と伺っております。また、自治会としては、未加入者に対し、勧誘をしても自治会に入る明確なメリットを提示できないと言われる方も多くいます。「実際誘われたけれども、自治会って何か面倒なことがふえるだけでしょう」と言う人もいます。このようなそれぞれの声に対して対応していくことが、今後さらに求められていくと思います。  そこで、今回導入する自治会カードとは、どのような考えで、どのような内容として実施するものであるのか、お聞かせください。  次に、69ページ、2款総務費、1項総務管理費、18目市民活動支援費、非核平和事業についてお伺いします。核兵器の廃絶と恒久的な平和の実現は、世界中の人々にとって重要なことです。また、私たち市民が地域社会の中で平和な生活を送ることができるのは決して当たり前のことではなく、これまでの先輩方がされてきた努力の積み重ねであると思います。これまでには昭和61年に旧庄和町で平和都市宣言、平成8年には旧春日部市で非核平和都市宣言、平成21年4月1日に合併後の春日部市において非核平和都市宣言が表明されております。そうした宣言をもとに、市としてはどのような取り組みをなされているのでしょうか。前年度の具体的な事業内容と県立平和資料館見学会、平和コンサートなど、それぞれの周知方法と参加人数をお伺いいたします。また、参加人数については、平成30年度を含めた過去3年間の推移をあわせて教えてください。  最後に、資料135ページ、9款消防費、1項消防費、1目常備消防費、通信指令事業についてお伺いします。通信指令事業は、火災や事故などが起きたとき、いち早く現場、現状を知り、早急に対応する重要なものであります。今年度の予算でも通信指令事業に関しては人件費、事務費、消防車購入などの次に大きく予算がとられております。春日部市の消防年報によりますと、119番の受信状況は大きな変化はなく横ばいの状態です。内訳では119番の25.9%が火災や救急以外の問い合わせや、試験、いたずら、間違いといった通報内容で、かなり多くあると感じました。電話相談は119にかけるのではなく、#(シャープ)7119を初め各種の相談ダイヤルがあるそうですが、そうしたものの普及啓発はどのように行っているのでしょうか。  以上で1回目の質疑を終わります。ご答弁よろしくお願いいたします。 ○鬼丸裕史 議長  答弁を求めます。  初めに、宇内財務部長。                    〔宇内啓介財務部長登壇〕 ◎宇内啓介 財務部長  議案第27号 平成31年度春日部市一般会計予算についてのご質疑に答弁申し上げます。  事業別概要書38ページ、ふるさとかすかべ応援寄附金につきましては、平成29年4月1日付で総務大臣通知におきまして、家電や家具などの資産性の高いものを返礼品としないことや、返礼品の調達価格割合が高いものについては、3割以下とすることなど、本来のふるさと納税制度の趣旨に沿って現行制度を見直すよう要請がございました。  本市の返礼品におきましても、協力事業者への影響などを勘案しながらも、やむなくこの数値に沿った見直しを行い、平成30年4月より資産性の高い、特にたんすなどの家具を返礼品の対象から外すとともに、現在の返礼品につきましても、返礼割合をこれまでの5割から3割へ変更したところでございます。平成31年度予算額におきましては、平成30年度の本市の実績や他市の状況などを鑑み、前年度の寄附金額を大きく下回る予算としたところでございます。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  次に、大川市民生活部長。                    〔大川裕之市民生活部長登壇〕 ◎大川裕之 市民生活部長  予算事業別概要書68ページ、放置自転車対策事業についてのご質疑に答弁申し上げます。  初めに、撤去自転車の推移と放置自転車防止の効果についてでございますが、まず撤去自転車の推移につきましては、平成27年度から平成29年度における過去3年間の推移について、市内8駅周辺の放置禁止区域と無料の自転車置き場等に長期間放置されている自転車に交通防犯課に撤去依頼があり、直接撤去した自転車を含めた合計台数を申し上げます。こちらは平成27年度は1,824台、平成28年度は1,568台、平成29年度は1,504台となっており、過去3年間では減少傾向となっております。  次に、放置自転車防止の効果につきましては、放置自転車の撤去作業のほか、市内8駅周辺に自転車誘導整理員を配置し、自転車を放置しようとしている自転車利用者に注意を呼びかけて、自転車駐車場等へ誘導するとともに、放置された自転車へ警告札を張りつけ、放置自転車の整理等を行ったり、「広報かすかべ」に自転車利用者のマナー啓発記事を掲載するなどの防止対策を継続的に実施している結果、撤去自転車が減少傾向にあることから、一定の効果があったものと考えております。  次に、予算事業別概要書69ページ、自治振興事業における自治会カードの内容でございますけれども、各自治会では春日部市自治会連合会に加入し、各地区で魅力あるイベントの開催や自治会活動のPRなど創意工夫を凝らした事業に取り組み、地域の魅力や連帯感、防災意識の向上など幅広くさまざまな事業に取り組んでいただいております。しかし、高齢化に伴う担い手不足や退会などにより、地域コミュニティで果たす自治会の役割に少なからず影響が生じることが見込まれております。  そこで、これまでの各地区の取り組みに加えて、新たに全市的な自治会活動の活性化や共助意識の向上による防災力の強化、自治会連合会みずからが自治会加入のメリットを創出することを通じて地域経済を含めた地域コミュニティ全体の活性化を図るため、(仮称)自治会カード事業を導入するものでございます。カードは、自治会加入世帯ごとに発行し、機能としては、1点目は、自治会員証機能としてカード裏面に自治会名、氏名などを書き込めるようにして自治会員としての連帯感を高めたい。2点目は、防災情報機能として、いざというときに逃げる避難所を家族で共有するため、書き込めるようにするとともに、QRコードにより防災情報を得られるようにしたい。3点目は、地域活性化機能として埼玉県が発行しているパパ・ママ応援ショップ優待カードのように自治会員がカードを協力事業者に提示し、それぞれの店舗の定めたサービスを受けることで自治会加入のメリットを享受するものとしたいという3点を考えております。今後のスケジュールとしては、5月から協力事業者の募集を開始し、11月に自治会カード事業の開始を予定しております。  次に、予算事業別概要書69ページ、非核平和事業の事業内容でございますが、平和事業につきましては、市民の皆様に平和について考えていただくきっかけとするため実施しております。平成30年度においては、平和フェスティバル、平和コンサート、平和資料館等見学会を実施いたしました。平和フェスティバルにつきましては、7月21日土曜日に正風館において展示などのほか、大ホールではクミコさんのコンサートを開催し、延べ600人の来場がありました。平成29年度は400人、平成28年度は500人とおおむね会場規模に応じた市民の皆様にご参加いただいております。企画運営につきましては、市民による平和フェスティバル実行委員会が行っております。  平和コンサートにつきましては、11月24日土曜日に文化会館小ホールにおいて市内在住のチェロ奏者である横山二葉氏を初めオペラ歌手など4名の方にご出演をいただいてコンサートを開催し、325人の来場がございました。平成29年度は286人、平成28年度は238人の方にご来場いただいております。無料のコンサートとしては、比較的多い定員の8割の方々にご来場いただくとともに、来場者アンケートでは毎年楽しみにしているという声もあり、固定ファンの方々も多くいる状況でございます。市の主催ではありますが、横山二葉氏に企画運営に携わっていただいており、市民協働型の事業として実施をしております。  平和資料館等見学会につきましては、8月10日金曜日に市内の小学校4年生から6年生とその保護者を対象として東松山市にある埼玉県平和資料館並びに鴻巣市にある埼玉県防災学習センターを見学いたしました。市が主催し、児童25人、保護者11人の合計36人のご参加をいただきました。平成29年度は34人、平成28年度は48人の参加がございました。いずれの事業も「広報かすかべ」、安心安全情報メール及びツイッターなどの広報を初め平和資料館等見学会については、小学校にチラシを配布して募集するなどし、周知を図ったものでございます。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  次に、佐藤消防長。                    〔佐藤 晃消防長登壇〕 ◎佐藤晃 消防長  事業別概要書135ページ、通信指令事業についてのご質疑に答弁申し上げます。  平成29年中の119番受信状況でございますが、問い合わせという項目について約12%を占めておりまして、議員ご指摘のとおり緊急でない通報が比較的多くある状況でございます。電話相談の普及啓発についてでございますが、埼玉県救急電話相談#7119は、急な急病やけがの際に家庭での対処方法や医療機関への受診の必要性について看護師が24時間電話で相談に応じるとともに、医療機関の案内を行っているものでございます。市民の皆様への周知につきましては、毎月の「広報かすかべ」や市及び県のホームページにおいて案内を行っております。  以上です。 ○鬼丸裕史 議長  永田飛鳳議員。                    〔16番永田飛鳳議員登壇〕 ◆16番(永田飛鳳議員) それぞれご答弁いただき、ありがとうございます。それでは、2回目の質疑を行います。  まずは、資料38ページ、16款寄附金、1項寄附金、2目総務費寄附金、1節総務管理費寄附金、ふるさとかすかべ応援寄附金について再度お伺いいたします。先ほどは、国の要請による見直しの内容と春日部の返礼品について理解ができました。しかし、春日部が誇る桐たんすが返礼品として取り扱えなくなったのはとても残念です。ただ、高額な桐たんすがなくなったから寄附金が減ってもしようがないよねということはないと思います。それを補えるほどの魅力的な返礼品を新しくつくる、春日部独自のおもしろい返礼品をつくれば、さらなるPRにもつながることでしょう。また、この制度の一番の目的である、春日部から都内や市外に仕事で出ていってしまった若者や働き盛りの方が春日部を懐かしく思い、帰ってきたくなるような返礼品があれば最高です。今年度の予算の歳入としては、寄附金の大幅な減少が見通されておりますが、寄附金が以前のようにふえる見通しがなくても、この事業を続けていくのか。また、返礼品について寄附金がもっとふえるよう、どんな工夫をしていくのか。市としての今後のお考えを近隣の自治体の傾向も含めお聞かせください。
     次に、68ページ、2款総務費、1項総務管理費、17目交通安全対策費、放置自転車対策事業についてお伺いいたします。先ほどの答弁では、過去3年で放置自転車の収集は減少傾向にあることが確認でき、それ自体はいいことだと感じました。しかし、放置自転車の撤去数が減っているというのは、放置されている自転車が少なくなったとは一概には言えないと思われます。収集作業は決まった曜日などでなく、不定期に行っているとのお話を聞きました。雨の日が続けば自転車に乗る人も少なくて余り放置されていないように見えたりします。時と場合によって放置の状況は変化するので、ただ単純に放置自転車を減らすといっても難しい面もあるかと思います。ただ、特に駅に関しては、今後鉄道高架事業なども控えております。せっかく駅が整備されたのに、まだ放置自転車があるねというのは、とても残念なことでしょう。今現在は、撤去作業のほかにも、さまざまな取り組みで放置自転車を減らそうとされておりますが、放置自転車を防止するための今後の考えについてお聞かせください。  次に、69ページ、2款総務費、1項総務管理費、18目市民活動支援費、自治振興事業についてお伺いします。1回目の質疑で自治会カードの内容と、どのような考えで導入するかが理解できました。このカードのメリットを最大限に生かすためには、事業者の協力を広げていくことが大事だと感じます。また、このカードを作成、発行して、現在の加入者が持つというのも効果はありますが、一番の肝の部分は、このカードを使い、未加入者にどうやってアプローチし、加入促進につなげていくかということです。そのためにはキャンペーンをしたり、市も自治会連合会と協力し、丁寧に説明や周知をしていくことが必要と考えますが、今後のアプローチ方法について考えをお聞かせください。  次に、69ページ、2款総務費、1項総務管理費、18目市民活動支援費、非核平和事業についてお伺いします。先ほどの答弁では、事業内容と参加人数、周知方法についてよくわかりました。平和コンサートについては、無料コンサートチケットを配り、実際に来場されるのが80%を超えているとのことですので、すごいことだと感じております。まず、身近な音楽などから平和を考えるきっかけをつくるというのは、とてもいい取り組みです。過去3年の推移では、コンサートは年々参加人数がふえてきていますが、フェスティバル、見学会については、ほぼ横ばいという結果です。引き続き広く周知をしていただくのとともに、さらに多くの人に参加してもらえるよう頑張っていただきたいです。  さて、今年度予算としては、前年よりも約40万円の増額が組まれておりますが、この増額の理由を教えてください。  次に、資料135ページ、9款消防費、1項消防費、1目常備消防費、通信指令事業についてです。119番通報は、なるべく緊急な案件を受け付けられるようにしたいわけですから、急を要していない案件については、#7119の番号で受け付けられるよう幅広く今後も周知をお願いいたします。  さて、平成31年度からは、新しく電話通訳センターを介した3者間同時通訳を始めるとのことです。3者間同時通訳においては、グローバル化している、今の時代の流れに加えて、今後ラグビーワールドカップやオリンピック・パラリンピックという大きな世界の大会が控えているわけですから、いつ春日部市に外国の方が来てもいいように消防の面からも準備をしておくのはとても大切なことだと感じます。3者間同時通訳についての今後の取り組みとして、ワールドカップ、オリンピック・パラリンピックが終了した後も継続して運用していくのか、お伺いいたします。  以上お伺いいたしまして、質疑を終わりにさせていただきます。 ○鬼丸裕史 議長  宇内財務部長。                    〔宇内啓介財務部長登壇〕 ◎宇内啓介 財務部長  ふるさとかすかべ応援寄附金についてでございます。  初めに、今後の見通しについてでございますが、国からの要請を含めた、これまでの状況などを考慮いたしますと、寄附金を取り巻く環境は非常に厳しい状況にあると考えております。しかしながら、市といたしましては、これまでどおり地域の活性化、あるいはシティセールスの一環となるよう、本市の魅力を市内外へ積極的に情報発信してまいりたいと考えており、従来の大凧マラソン大会出走権や黒豆の収穫体験に加えて、今年度より新たな魅力のある返礼品として、市内でできるボルダリング体験など、春日部をその目で見て、また肌で感じていただける返礼品を導入したところでございます。返礼品につきましては、現状におきましても多くの市内業者の皆様にご協力をいただいております。今後におきましても、事業の周知に努め、皆様のご協力をいただきながら、さらなる工夫に努めてまいりたいと考えております。  次に、総務省からの要請後における県内39市の状況でございますが、多くの自治体におきまして、寄附件数及び寄附金額の減という状況が見受けられたところでございます。理由につきましては、本市と同様、返礼割合の見直しなどによるものが多くを占めておりました。  なお、平成30年度における、現段階ではございますが、本市の寄附件数は県内市で40市中13位、寄附金額につきましては40市中17位という順位でございます。  ふるさとかすかべ応援寄附金は、本市にとりまして、貴重な財源でございます。そのため、今後におきましても他の自治体の成功事例などの情報収集に努めるとともに、国の動向も注視をしながら、これまで以上に本市の魅力を発信できるよう制度の充実に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  大川市民生活部長。                    〔大川裕之市民生活部長登壇〕 ◎大川裕之 市民生活部長  初めに、放置自転車対策事業の放置自転車に関する今後の考え方でございますが、こちらは駅周辺に設置した市の自転車駐車場も決して満車という状態ではなく、また民間の自転車駐車場もあることから、放置自転車問題は自転車利用者のモラルの低下に起因することが大きいものと考えております。  市といたしましては、今後も引き続き駅周辺に自転車誘導整理員の配置による警告、放置自転車の撤去及び自転車利用者のマナー啓発活動を実施するとともに、パチンコ店や学習塾など自転車利用者の多い特定の店舗に対し、放置自転車防止の呼びかけも実施するなど、放置自転車の減少に向けた取り組みをさらに進めてまいります。  次に、自治振興事業の自治会未加入者への対応についてでございますが、自治会活動は自治会に加入いただき、自分たちの地域を一緒に支え、盛り上げていくことの意義や充実感を糧として参加いただくことが望ましいところでございますが、価値観の多様化などにより自治会に加入するメリットを求められる風潮もあります。今回この自治会カードを通じ、自治会加入者、未加入者ともに自治会に入ることへのメリットを創出するとともに、自治会加入のきっかけとしていただければと考えております。そのため、日ごろから行っておられますが、自治会長などが未加入者宅を訪問したり、新たに転入されてこられた方のお宅を訪問する際にも、この自治会カードを紹介しながら、加入のきっかけづくりにしていただければと考えております。  次に、非核平和事業の予算増額の理由でございますが、こちらはタイムカプセル開封事業に伴うものでございます。タイムカプセル事業は、2001年に旧庄和町において平和行政の一環として実施されました。町民の皆様から一般募集した手紙など約350通を収納したカプセルを庄和総合公園内に埋設しており、2020年に開封し、応募された皆様に返送するものでございます。予算の主な内容といたしましては、返送するための郵便料として23万円、カプセルの廃棄処分手数料として8万8,000円などがございます。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  佐藤消防長。                    〔佐藤 晃消防長登壇〕 ◎佐藤晃 消防長  電話通訳センターを介した3者間同時通訳についてでございますが、外国人からの119番通報を受信した際に、円滑な対応を行うことを目的に2019年、ラグビーワールドカップ、2020年、東京オリンピック・パラリンピック競技大会が終了した後も継続してまいります。  以上です。 ○鬼丸裕史 議長  以上で16番、永田飛鳳議員の質疑を終了いたします。 △休憩の宣告 ○鬼丸裕史 議長  この際、暫時休憩をいたします。  午後 2時12分休憩   ───────────────────────────────────────────────── △開議の宣告 ○鬼丸裕史 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  午後 2時26分開議   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △議案第27号に対する質疑(続き) ○鬼丸裕史 議長  引き続き質疑を求めます。  次に、18番、山口剛一議員。                    〔18番山口剛一議員登壇〕 ◆18番(山口剛一議員) 議席番号18番、前進かすかべ。未来の会、山口剛一でございます。議案第27号 平成31年度春日部市一般会計予算について4点に関して質疑を行わせていただきます。  なお、質疑項目につきましては、一般会計予算事業別概要書に基づいて行わせていただきます。  まず1点目は、120ページ、7款商工費、1項商工費、4目観光費、かすかべフードセレクション推進事業についてでございます。1回目の質疑といたしましては、当該事業の目的、事業内容をお伺いいたします。  2点目は、125ページ、8款土木費、4項都市計画費、1目都市計画総務費、景観まちづくり事業についてでございます。1回目の質疑といたしましては、こちらに関しても当該事業の目的、内容についてご説明ください。  3点目は、127ページ、8款土木費、4項都市計画費、3目街路事業費、春日部駅西口環境整備事業についてです。当年度予算額は324万円、平成31年度予算額は2,750万円、2,426万円の増額となっておりますが、増額の理由についてお聞かせください。  4点目は、132ページ、8款土木費、4項都市計画費、9目鉄道高架推進費、春日部駅構内通行費用支援事業でございます。平成30年度予算366万5,000円、平成31年度予算額は186万円、180万円の減額となっております。この減額理由についてお聞かせください。  以上、1回目の質疑とさせていただきます。ご答弁のほどよろしくお願いいたします。 ○鬼丸裕史 議長  答弁を求めます。  初めに、日向環境経済部長。                    〔日向 誠環境経済部長登壇〕 ◎日向誠 環境経済部長  議案第27号 平成31年度春日部市一般会計予算についてのご質疑に答弁申し上げます。  予算事業別概要書120ページ、かすかべフードセレクション推進事業の概要についてでございますが、本市のすぐれた食品として、市内で製造、または加工された食品や市内で生産された農産物等が活用された食品をかすかべフードセレクションとして認定しております。そして、市内外のイベントにおいての販売や、特に匠大塚さんにご協力をいただき、毎月最後の日曜日に実施している匠マルシェの中で農産物の直売とあわせて同時販売を行っております。  さらには、東京都庁の全国観光PRコーナーや首都圏外郭放水路のマスコミ向けの取材会などの会場におきましても広くPRを展開しているところでございます。また、道の駅「庄和」、市役所庁舎売店、市立医療センター内のコンビニ、越谷駅、ガーヤちゃんの蔵屋敷などにおきまして販売を実施しているほか、昨年8月からは春日部情報発信館「ぷらっとかすかべ」におきましても常設コーナーを設けまして販売を行っております。  これまでの認定状況といたしましては、平成25年10月から平成28年3月までの第1弾では、20の品目を認定し、その後平成28年4月から平成32年、2020年3月までの第2弾では、既存の20の品目に新たな8品を加えた28品を現在認定しているところでございます。  次に、事業の目的でございますが、春日部ならではのすぐれた食品をかすかべフードセレクションとして認定を行い、継続的にPRを行うことで、食の面で地域ブランドとして確立し、本市の地域経済の活性化及び地域イメージの向上を図るものでございます。  以上です。 ○鬼丸裕史 議長  次に、中島都市整備部長。                    〔中島 拓都市整備部長登壇〕 ◎中島拓 都市整備部長  事業別概要書125ページ、景観まちづくり事業の内容についてのご質疑に答弁申し上げます。  本事業の目的、内容でございますが、春日部の歴史、文化や河川、田園風景など、地域に残る特性や資源を守り育てるとともに、地域住民が主体となって、その地域の特性を生かした魅力あるまちづくりを推進する事業でございます。  具体的な取り組みといたしましては、景観計画に基づく良好な景観形成に向けて、蔵などの資源があるかすかべ大通り周辺を景観計画重点地区として位置づけるため、大学との包括的連携推進事業により、地域住民とのワークショップや視察研修、講演会、まち歩きなどを行ってまいりました。  そうした取り組みから景観まちづくりを推進するには、活性化、にぎわいのあるまちづくりにあわせて良好なまち並みの形成を図っていくことが最も有効であるというふうに考えてございます。そのため、まずはまちのにぎわいを図るべく大学、市、地域住民の方々と協働で実施したかすかべ大通り周辺の花植えイベントや、廃業した銭湯を活用した銭湯カフェを共催し、好評を得たというところでございます。  今後につきましては、エリアリノベーションの実施に向け、まずはモデル事業としてリノベーションした店舗の開業を目指し、その際にリノベーションとあわせた景観形成にも取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  次に、濱田鉄道高架担当部長。                    〔濱田史郎鉄道高架担当部長登壇〕 ◎濱田史郎 鉄道高架担当部長  予算事業別概要書127ページ、春日部駅西口環境整備事業についてのご質疑に答弁申し上げます。  春日部駅西口環境整備事業は、春日部駅西口一帯の都市環境を改善し、快適でにぎわいのある中心市街地となることを目指す事業でございます。進捗状況でございますが、平成23年度から事業着手をし、平成27年度に立沼橋から立沼町会集会所までの区間について事業を完了しているところでございます。また、現在は今後整備を予定する区間におきまして、用地を確定する境界測量を実施しております。  なお、予算額が増額となった理由でございますが、平成31年度におきましては、春日部郵便局から立沼町会集会所までの約700メートルの区間につきまして、武里内牧線の道路詳細設計業務委託を計上しております。このため昨年度と比較して増額となったものでございます。  次に、予算事業別概要書132ページ、春日部駅構内通行費用支援事業についてのご質疑に答弁申し上げます。春日部駅構内通行費用支援事業は、昨年度の実証実験を経て今年度より通年実施を開始したものでございます。  まず、登録認定者数の推移でございますが、昨年度の実証実験期間中の登録認定者数は124名でございました。今年度は、現在まで93名の方の申請と2名の就学による資格喪失がございまして、現時点における登録認定者数は215名となっております。  なお、減額の理由でございますが、実証実験の実績が今年度4月1日に確定しましたことから、実績を踏まえた予算を計上したものでございます。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  山口剛一議員。                    〔18番山口剛一議員登壇〕 ◆18番(山口剛一議員) ご答弁ありがとうございました。それでは、2回目の質疑を行わせていただきます。  1点目の120ページ、かすかべフードセレクション推進事業についてでございますが、平成31年度予算において251万8,000円の増額となっております。この事業は、私が市民でいたころから本当にすばらしい、ヒット事業だというふうに感じさせていただいておりましたが、この増額の理由とあわせて平成31年度の取り組みについてお聞かせ願えればと思います。  2点目、125ページ、景観まちづくり事業についてでございますが、景観形成に基づいたにぎわいの創出というご答弁をいただきました。平成31年度においては289万3,000円が増額となっております。増額の理由とあわせて平成31年度の取り組みについてもお聞かせください。  3点目、127ページ、春日部駅西口環境整備事業につきましては、ご説明いただき、ありがとうございました。理解をさせていただいたところでございます。  続いて、4点目の132ページ、春日部駅構内通行費用支援事業でございますが、実績に合わせた予算組みということでございます。ですが、この事業につきましては、昨年、鉄道高架整備課が行いました、地域の鉄道高架の勉強会の参加者の比較的高齢な方も、この事業自体のまだ認知をされていなかったという話題もございました。この事業につきましては、春日部駅の現在の不便な東西の回遊性を確保するために必要かつ不可欠な事業であると思います。  しかしながら、既存登録者への利用回数を促すというよりも、先ほど申し上げました事業の認知度がまだまだというふうに思いますが、平成31年度において登録者数をふやす取り組みについてお伺いできればと思います。  以上、2回目の質疑、3点についてご答弁をお願いいたします。 ○鬼丸裕史 議長  日向環境経済部長。                    〔日向 誠環境経済部長登壇〕 ◎日向誠 環境経済部長  かすかべフードセレクション推進事業の増額の理由についてでございますが、現在認定しております、第2弾の認定期間が平成32年、2020年3月末をもちまして満了いたします。このことに伴い、平成31年度から第3弾の認定作業を進めるに当たり、認定審査に要する費用や新たな認定品を効果的にPRするためのカタログを作成する費用を計上したことにより増額となったものでございます。平成31年度からの第3弾の認定におきましても、これまでどおり本市のすぐれた食品を選考することはもちろん、今までは加工品のみの選考でございましたが、例えば農産物そのものを選考項目に追加するなど、制度の見直しなども検討してまいりたいと考えております。そうしたことで、春日部の食のブランド力の強化を図り、かすかべフードセレクションの魅力をさらに高めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○鬼丸裕史 議長  中島都市整備部長。                    〔中島 拓都市整備部長登壇〕 ◎中島拓 都市整備部長  景観まちづくり事業の増額の理由、平成31年度の取り組みについてでございますが、エリアリノベーションの実施に向け、地権者や地元住民、民間プレーヤーなどの機運の醸成を図ることを目的といたしまして、かすかべ大通り沿道の店舗を借り上げ、パブリックマインドを持つ住民、大学、市などがフラットに集まり、リノベーションまちづくりについて意見交換をする場として活用するもので、所要額を計上させていただいたというものでございます。  具体的な取り組みといたしましては、商工部局などと連携を図り、ワークショップの開催、空き店舗を活用し、起業したい民間プレーヤーの発掘に向けた勉強会などを開催していきたいと考えております。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  濱田鉄道高架担当部長。                    〔濱田史郎鉄道高架担当部長登壇〕 ◎濱田史郎 鉄道高架担当部長  春日部駅構内通行費用支援事業による補助を受けるための登録確認者数の増加策についてでございますが、引き続き広報紙や駅構内におけるポスターの掲示、関係各課窓口や本市転入者向けの案内等により本事業の周知を継続してまいります。また、これらに加えまして、地元自治会との意見交換会などの機会において、改めて周知をさせていただくなど、より多くの方の登録をいただけるように努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  以上で18番、山口剛一議員の質疑を終了いたします。
     次に、17番、吉田稔議員。                    〔17番吉田 稔議員登壇〕 ◆17番(吉田稔議員) 議席番号17番、前進かすかべ。未来の会、吉田稔でございます。議案第27号 平成31年度春日部市一般会計予算について、予算事業別概要書をもとに質疑を行わせていただきます。鈴木議員と一部重複する部分があるかもしれませんが、ご容赦いただければというふうに思います。  まず1点目、92ページ、子育て支援事業についてお伺いいたします。子育て日本一を掲げている春日部市としては、やはり子育て政策に効率的に予算をかけていくことは必要不可欠であると感じておりますが、その中で、こちらの子育て支援事業については、本年度予算額は前年度と比較し、倍以上の予算が計上されておりますが、その理由をお伺いいたします。  続きまして、2点目、102ページ、災害時医療対策事業についてお伺いいたします。災害に関する質疑を行うに当たり、いろいろなことを考えていたところ、皆さんもご承知のとおり、昨夜、北海道胆振地方において震度6弱の地震が発生いたしました。胆振地方は昨年9月にも震度7を記録しており、いつ災害が発生するか予測不可能だということを感じ、さらに災害の恐怖というものを感じさせていただきました。改めて、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。  そんな予測不可能な災害に対しては、万が一のときに備えて必要なものを適切に備蓄しなければならないと思いますが、こちらの事業概要に医療資機材の備蓄をするとありますが、主にどのような資機材が備蓄の対象となるかをお伺いいたします。  最後に3点目、104ページ、早期不妊検査費・不育症検査費・早期不妊治療費助成事業についてお伺いさせていただきます。こちらの事業に関しましては、やはり子育て支援事業と同様に、さらなる充実を図るべき事業であるというふうに考えますが、本年度予算額が前年度と比較し、約半減をしております。その理由をお伺いいたします。  以上で1回目の質疑を終わります。ご答弁よろしくお願いいたします。 ○鬼丸裕史 議長  答弁を求めます。  初めに、内藤こども未来部長。                    〔内藤信代こども未来部長登壇〕 ◎内藤信代 こども未来部長  議案第27号 平成31年度春日部市一般会計予算についてのご質疑に答弁申し上げます。  事業別概要書92ページ、子育て支援事業の増額となった主な理由でございますが、子育てに関するサービスの概要や幼稚園、保育施設、医療機関、赤ちゃんの駅などの情報を掲載しました、かすかべみんなの子育て支援マップの残部が少なくなったことから、2万部を増冊するため、その費用を計上したものでございます。  次に、事業別概要書104ページ、早期不妊検査費・不育症検査費・早期不妊治療費助成事業についてでございますが、早期不妊検査費及び早期不妊治療費の助成につきましては、平成30年度、今年度から開始した事業でございます。平成30年度の予算計上に当たりましては、埼玉県が示しました、県内市町村別実施見込み割合をもとにそれぞれ算出いたしました。しかしながら、今年度の申請状況が当初の見込みより下回っていたため、平成31年度、2019年度の全体における事業費を見直し、減額としたものでございます。  以上です。 ○鬼丸裕史 議長  次に、折原健康保険部長。                    〔折原章哲健康保険部長登壇〕 ◎折原章哲 健康保険部長  事業別概要書102ページ、災害時医療対策事業についてのご質疑に答弁申し上げます。  市では、大地震の発生など災害発生時におきましては、市内5カ所に医療救護所を開設し、傷病者の重傷度に基づいて手当の優先順位をつけるトリアージを実施の上、応急処置を行うこととしております。当事業では、災害発生直後の72時間、急性期と言われる期間に医療救護所で応急処置を行うための医薬品等を整備し、各医療救護所近辺の薬局で備蓄を行うものでございます。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  吉田稔議員。                    〔17番吉田 稔議員登壇〕 ◆17番(吉田稔議員) それぞれご答弁ありがとうございました。それでは、2回目の質疑をいたします。  まず、子育て支援事業についてですが、かすかべみんなの子育て支援マップということで、こちらはやはりクレヨンしんちゃんが随所に掲載されており、大人も子供も楽しく見ることができる内容で、やはり非常に効果的な資料だというふうに感じております。こちらの資料が、今回2万部の増冊ということでしたが、前回作成時は何部作成し、それをどのように配布をしたのか。また、今回の増冊分は今後どのように配布をするのかをお伺いいたします。  続きまして、災害時医療対策事業についてですが、備蓄対象は医薬品などの整備ということでしたが、こちら本年度予算額が前年度との比較で半額以上減額というふうになっております。となると、備蓄しなければならない医薬品などが、予算が少なくなることで適量の備蓄ができなくなってしまうのではないかというふうに感じてしまうところはございますが、こちらの減額の理由についてお伺いいたします。  最後に3つ目、早期不妊検査費・不育症検査費・早期不妊治療費助成事業についてですが、こちら先ほどの鈴木議員のご質疑の中で、新たに新年度より不育症検査費が新たに組み込まれるということがわかりました。これにより事業自体が、さらに充実した内容となり、子供を望む方たちにとっては、何よりの事業になってきたのかなというふうに感じております。とはいえ、やはり検査、治療にかかる諸費用は現実的に負担が大きいところです。だからこそ、このような助成をしっかりと実施することで、春日部に住んでよかったと感じてくれると思います。引き続き継続して取り組んでいただきながら、しかしながらあわせて、まだこの事業を知らないことで検査治療に取り組めない方々がいるかもしれません。特に不育症という言葉については、私も理解をしておりませんでした。同じような方々が、もしかしたらいるかもしれません。そういう意味では、この事業のさらなる周知が必要であるのではないかというところを感じました。  さて、こちらの事業、予算が減額になった理由が、平成30年度の実績に基づいての試算ということでしたが、早期不妊検査費、そして早期不妊治療費において、実際にどれくらいの件数があったのかをお伺いいたします。  以上で2回目の質疑を終わります。ご答弁よろしくお願いいたします。 ○鬼丸裕史 議長  内藤こども未来部長。                    〔内藤信代こども未来部長登壇〕 ◎内藤信代 こども未来部長  子育て支援事業の再度のご質疑に答弁申し上げます。  子育て支援マップにつきましては、前回は平成28年3月に4万部を作成しまして、これまで市内の公共施設や幼稚園、保育施設、子育てサロンなどで配布してまいりました。今後につきましても、これまでと同様に多くの子育て世帯に届くよう配布してまいります。  なお、平成31年度、2019年度からは子育て世代包括支援センター「ぽっぽセンター」におきましても母子健康手帳の交付手続や転入による各種手当の手続に訪れたお客様に対してもお渡ししてまいりたいというふうに考えております。  次に、今年度の申請状況、2月21日現在で申し上げます。早期不妊検査費助成は、当初県の示しました180件を見込んでおりましたが、申請件数は30件でございます。また、早期不妊治療費助成は、当初県の示しました40件を見込んでおりましたが、申請件数は15件でございます。今後も必要な方にご利用いただけるよう市内の関係医療機関等にもご協力をいただきながら、さらなる周知に努めてまいります。  以上です。 ○鬼丸裕史 議長  折原健康保険部長。                    〔折原章哲健康保険部長登壇〕 ◎折原章哲 健康保険部長  事業費が減額になっている理由でございますが、平成30年度におきましては、災害時に救護活動に使用いたします医薬品等の備蓄業務を開始するため、備蓄を行う医薬品等を購入する費用を計上しておりました。しかしながら、平成31年度につきましては、前年度に購入した医薬品等の備蓄管理を行っていくこととなるため、新たに医薬品等を購入することが不要であることから、予算が減となるものでございます。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  吉田稔議員。                    〔17番吉田 稔議員登壇〕 ◆17番(吉田稔議員) ご答弁ありがとうございました。それでは、3回目の質疑をいたします。  災害時医療対策事業についてお伺いさせていただきます。今後医薬品に関しましては、継続して適量を購入していくということでございましたが、備蓄する医薬品等については、使用期限というものがあるかと思います。こちらについては、今後どのように更新を行っていくのかということをお伺いさせていただきます。  以上で質疑を終了いたします。ご答弁よろしくお願いいたします。 ○鬼丸裕史 議長  折原健康保険部長。                    〔折原章哲健康保険部長登壇〕 ◎折原章哲 健康保険部長  各薬局で備蓄を行う医薬品の更新についてでございますが、備蓄する医薬品等は、ランニング備蓄方式により、市内の薬局で管理を行っていただきます。ランニング備蓄方式とは、具体的には各薬局において通常業務で処方される医薬品等に災害時用の医薬品等も加えて購入していただき、一体的に在庫管理をしていただくものでございます。備蓄する医薬品等は、備蓄する各薬局において使用期限を管理しながら、各薬局の在庫と随時置きかえを行い、管理するものでございます。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  以上で17番、吉田稔議員の質疑を終了いたします。 △休憩の宣告 ○鬼丸裕史 議長  この際、暫時休憩をいたします。  午後 2時55分休憩   ───────────────────────────────────────────────── △開議の宣告 ○鬼丸裕史 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  午後 3時11分開議   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △議案第27号に対する質疑(続き) ○鬼丸裕史 議長  引き続き質疑を求めます。  次に、11番、今尾安徳議員。                    〔11番今尾安徳議員登壇〕 ◆11番(今尾安徳議員) 11番、今尾安徳です。議案第27号 平成31年度春日部市一般会計予算について、障害者福祉、保健衛生費について、予算事業別概要書をもとにお聞きしてまいります。  まず1点目、82ページの障害児・者生活サポート事業補助金2,067万5,000円について、前年度比で約300万円の増額となっていますが、増額の理由、障害児・者の利用見込みをどう算定したのか、伺います。  83ページの福祉タクシー・自動車燃料費助成事業7,433万6,000円について、前年度比で、こちらは151万6,000円の減額と見込んだ理由についてお尋ねをします。  更生医療支給事業4億2,441万円について、前年比で4,802万9,000円の増ということで、対象の見込みについて伺います。  4点目、重度心身障害者医療費助成事業5億6,840万円について、こちらは前年比3,677万1,000円の減額ということで、理由をお示しください。  84ページの移動支援事業1億2,282万円について、前年比2,128万円の増ということですけれども、こちらの見込み理由です。  コミュニケーション支援事業1,738万1,000円について、こちらは手話・点訳者講習会の開催ということですけれども、この新年度の予定、内容はどうなっているのか、お願いをいたします。  介護給付費・訓練等給付費給付事業39億121万6,000円について、前年比2億4,427万3,000円の増額ということですけれども、こちらも見込んだ理由についてお願いをいたします。  85ページ、障害者宅家具転倒防止促進事業5万円について、この間利用が大変少ないように感じるのですけれども、この間の実績はどうであったのか、お示しをいただきたいと思います。  86ページ、障害児通所給付事業7億4,063万5,000円について、前年比1億1,610万3,000円の増額、こちらも理由についてお願いをいたします。  10点目、障害者計画策定事業58万5,000円について、アンケート調査の実施というふうにありますけれども、こちらの対象はどうなっているのか。例えば支援団体だとか、実施している事業所なども含めるのか、対象についてお願いをいたします。  11点目、障害者就労支援センター運営事業558万2,000円について、前年比108万円の増額理由についてお願いをいたします。  87ページ、ふじ学園運営事業3,210万2,000円について、前年比で162万2,000円の減額ということですけれども、この理由についてお願いします。  102ページ、小児救急医療運営事業5,059万4,000円について、106万1,000円の増額の理由についてお願いをいたします。  予防接種委託事業5億4,188万5,000円について、こちらは前年比で3,737万1,000円の減額ということですが、理由をお示しください。  103ページ、子育て世代包括支援センター運営事業504万4,000円について、こちらも前年比で51万4,000円増額ということですけれども、理由についてお示しをいただきたいと思います。  104ページの早期不妊検査費・不育症検査費・早期不妊治療費助成事業については、お二人の方の質疑で内容はよくわかりました。拡充ということですので、減額の理由もわかりましたので、こちらは結構です。  成人健康診査事業4億2,775万4,000円について、前年比で2,201万3,000円の減額の理由について、それぞれご答弁をお願いします。  1回目は以上です。 ○鬼丸裕史 議長  答弁を求めます。  初めに、新井福祉部長。                    〔新井道彦福祉部長登壇〕 ◎新井道彦 福祉部長  議案第27号 平成31年度春日部市一般会計予算についてのご質疑に答弁申し上げます。  初めに、予算事業別概要書82ページ、障害児・者生活サポート事業補助金の増額となった理由でございますが、障害児・者の利用者数及び利用時間数を過去3年間の実績から前年度より実利用者数を4人増の154人、延べ利用時間数を1,411時間増の1万996時間と見込んだことにより増額となったものでございます。  次に、予算事業別概要書83ページ、福祉タクシー・自動車燃料費助成事業の減額となった理由でございますが、過去3年間の実績から福祉タクシー利用券、自動車燃料費助成券ともに交付者数が減となる見込みであるため、減額となったものでございます。  なお、前年度より福祉タクシー利用券の交付者数を100人減の2,800人、自動車燃料費助成券につきましても交付者数を100人減の3,100人と見込んだところでございます。  次に、予算事業別概要書83ページ、更生医療支給事業の対象見込みでございますが、平成30年度の実績から支給件数の年間見込みを6,420件とし、平成30年度の当初の5,160件と比較して1,260件の増加を見込んでおります。  次に、予算事業別概要書83ページ、重度心身障害者医療費助成事業の減額となった理由でございますが、平成30年度の実績から支給件数の年間見込みを13万6,800件とし、平成30年度当初の14万2,800件と比較して6,000件の減少を見込んだため、減額となったものでございます。  次に、予算事業別概要書84ページ、移動支援事業の増額となった理由でございますが、過去3年間の実績から月平均利用者数を24人増の165人、月平均利用時間を617時間増の3,189時間と見込んだことにより増額となったものでございます。  次に、予算事業別概要書84ページ、コミュニケーション支援事業でございますが、手話講習会につきましては、入門コース、基礎コース、レベルアップコース、中級コース及び通訳者養成コースがございますが、手話通訳者を養成するために毎年度2コースを計画的に開催しております。平成31年度は、レベルアップコースと通訳者養成コースを開催する予定でございます。また、点訳ボランティアを養成するため、平成30年度におきましても点訳者養成講習会を引き続き開催する予定でございます。  次に、予算事業別概要書84ページ、介護給付費・訓練等給付費給付事業の増額となった理由でございますが、過去3年間の月平均利用者数の実績から平成31年度の月平均利用者数を2,335人と見込んだことにより、前年度より183人増となったため、増額となったところでございます。  次に、予算事業別概要書85ページ、障害者宅家具転倒防止促進事業でございますが、この事業は平成24年10月から実施しております。利用実績につきましては、平成24年度と平成25年度にそれぞれ9件、平成29年度に1件の利用があり、これまでの利用件数は19件でございます。  次に、予算事業別概要書86ページ、障害児通所給付事業の増額となった理由でございますが、こちらも過去3年間の月平均利用者数の実績から平成31年度の月平均利用者数を476人と見込んだことにより、前年度より116人増となったため、増額となったものでございます。  次に、予算事業別概要書86ページ、障害者計画策定事業についてでございますが、アンケート調査は、国の市町村障害者計画策定指針に基づき実施するもので、市内に居住する障害のある方、難病患者の方、一般市民の合計で4,000人を対象として実施する予定でございます。
     次に、予算事業別概要書86ページ、障害者就労支援センター運営事業の増額となった理由でございますが、ここ数年の状況といたしまして、支援に関する企業や関係機関が県内外の広範囲にわたっていること、相談内容が多様化していることから、対象者1人の支援に長時間かかわっている状況がございます。このような中で対応は、現在専任の相談員1名で行っていることから、必要な支援を滞りなく継続していくため、相談員を1名増とするものでございます。  次に、予算事業別概要書87ページ、ふじ学園運営事業の減額となった理由でございますが、平成30年度にはエアコンの交換修繕や冷凍庫などの備品の購入がございましたが、平成31年度には、これらの予定がないため減額となるものでございます。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  次に、折原健康保険部長。                    〔折原章哲健康保険部長登壇〕 ◎折原章哲 健康保険部長  事業別概要書102ページ、小児救急医療運営事業についてのご質疑に答弁申し上げます。  事業費増額の主な理由につきましては、小児救急夜間診療所の清掃等業務を委託しておりました、施設総合管理業務委託が平成31年、2019年6月末に3年間の契約期間満了を迎えることにより、新契約の入札に係る予算を再積算し、計上したこと及び平成31年、2019年10月からの消費税増により増となったものでございます。  続きまして、事業別概要書102ページ、予防接種委託事業についてのご質疑に答弁申し上げます。減額の主な理由につきましては委託料で、高齢者用肺炎球菌予防接種の接種者数が減る見込みであるためでございます。平成31年度の対象者は新たに65歳になる方と、この5年間の経過措置の対象者で、70歳以上の5歳刻みの年齢の方のうち未接種のみと変更になります。したがいまして、平成30年度との比較で申し上げますと、対象者は約6,400人減、接種者は約5,300人減と見込まれるところから予算が減額となるところでございます。  続きまして、事業別概要書104ページ、成人健康診査事業についてのご質疑に答弁申し上げます。減額の主な理由についてでございますが、集団検診で実施している胃がんエックス線検診や乳がん検診の健康診断業務委託について、平成30年度から3年間にわたる複数年契約の入札を実施した結果、検診単価が決定したことに伴い減額となったものでございます。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  次に、内藤こども未来部長。                    〔内藤信代こども未来部長登壇〕 ◎内藤信代 こども未来部長  事業別概要書103ページ、子育て世代包括支援センター運営事業についてのご質疑に答弁申し上げます。  増額となっている主な理由でございますが、現在助産師1名を常駐させておりますが、来年度は月2回程度になりますが、2名の配置にすることによる業務委託料の増額とぽっぽセンターを広く周知するためのパンフレットを作成するため、印刷製本費が増額となるものでございます。  以上です。 ○鬼丸裕史 議長  今尾安徳議員。                    〔11番今尾安徳議員登壇〕 ◆11番(今尾安徳議員) それでは、2回目の質疑を行います。  まず初めに、障害児・者生活サポート事業については、3年間の実績をもとにして、人数も4人増と、時間も1,411時間増というふうに見込んでということでした。利用が、この間もふえているのではないかなと思うのですが、こちらについては障害者と障害児と2つ生活サポート事業補助金がありますけれども、障害児には差額補助が大きく出ていたというふうに認識しておりますけれども、障害者への差額補助は新年度入っているのか、これについて伺います。  次に、福祉タクシー・自動車燃料費助成事業についてですけれども、3年間の実績をもとにして交付者数が、この間減っていると、タクシー券についても燃料券についても100人程度減っているということですけれども、こちら利用者が減っている傾向にあるのだとすれば、単に減額するのではなく、やはり以前から回数が減らされているわけですので、回数をふやすなどの検討はしなかったのか、これについて伺います。  更生医療支給事業、また重度心身障害者医療費助成事業については、実績に基づくということでわかりました。  次に、移動支援事業1億2,282万円についてですけれども、こちらも利用数がふえていると、障害者の方の移動支援、生活支援というのが、需要が非常に多くなっているということの証だと思うのですけれども、こちらも利用者がふえているということなのですが、こちらについては自己負担があるのかについて伺っておきます。  コミュニケーション支援事業について、手話講習、また点訳の講習ということで、この間、年々拡充はされてきたのではないかなというふうには思うのですけれども、これまでの実績と、この年度の通訳者及び点字ボランティアの育成目標ですね、実際に利用できるようになる人の目標があるのかどうか、これについて伺います。  介護給付費・訓練等給付費給付事業についてですけれども、こちらもプラス183人、年間で多く見込んでいると。毎回お聞きしておりますが、こちら障害者の入所施設利用者の方の利用給付も入っていると思いますけれども、入所施設の利用者の希望者数は現在どうなっているのか。春日部市には、この入所施設がないわけですけれども、県内、市外、関東近県、現行入所者の実態がどうなっているのか、お聞かせを願いたいと思います。  次に、障害者宅家具転倒防止促進事業5万円についてですけれども、この間、平成24年、平成25年、制度ができた当初は9件の利用がありましたけれども、その後は平成29年に1件だけと、全体でも19件ということで、促進が非常に進んでいないのかなというふうに思うのですが、これは周知方法はどうなっているのか、これについて確認をしておきたいと思います。  障害児通所給付事業についてなのですけれども、こちらも月で476人ですか、116人の増なのかな、ちょっと人数、きちんと記録できませんでしたけれども、利用がふえているということはわかりました。児童デイのことだと思うのですけれども、内容について、問題となる施設があるというような報道もこの間もされています。やはり春日部市としても、きちんとチェックをしていく必要があると思うのですが、このチェック体制については、新年度どのように考えているのか、これについて伺います。  障害者計画策定事業について、一般市民を含めて4,000人を対象にするということでした。このアンケートの内容について、例えばですけれども、春日部にない入所施設やショートステイの施設など、こういった需要や願いなども含めて、こういった問題も含めて、しっかりと設問がされるようになっているのかについてお示しをいただきたいと思います。  就労支援センターのことですけれども、大変広い範囲で就労支援しているということで、この間充実してきているということはよくわかりました。1人に対して長時間の相談ともなるということで、相談員を1名ふやしていくということで、これは拡充なので、いいことだと思います。では、実績として就労がふえているのか。また、新年度新規の取り組みなどがあるのかについて伺います。  ふじ学園運営事業についてですけれども、エアコンなどの空調関係の修繕がなくなったということで、減額だということでした。新たな複合型施設の建設に向けて、人員配置などの充実について、現行のふじ学園の中でも、そういった人員配置を行って、育成を含めて、充実、検討を行っていくべきではないかと思いますが、こうした検討がされていないのかどうか、これについてお願いをいたします。  小児救急医療運営事業5,059万4,000円については、入札に係る費用の増額という理由でしたので、それはわかりました。この間、やはり要望も強い休日夜間診療についての検討、また進捗状況はどうなっているのか、これについてお示しをください。  予防接種委託事業について、これは肺炎球菌の対象が減っているので、減額となったということですが、制度的には国の見直しも含めて一定の制度充実も図られてきたのかなというふうに思うのですけれども、この高齢者用肺炎球菌予防接種の対象者への周知方法についてお願いをいたします。  子育て世代包括支援センターについては、月2回2名配置、拡充ということで、充実ということなので、わかりました。  成人健康診査事業について、胃がんエックス線、複数年契約によって費用が減額になったという理由はわかりました。2回目として、がん検診の手続が変更になっているのかどうか、これについてお願いしたいと思います。また、歯周病検診の対象者についてはどうなっているのか、お願いをします。  2回目は以上です。 ○鬼丸裕史 議長  新井福祉部長。                    〔新井道彦福祉部長登壇〕 ◎新井道彦 福祉部長  初めに、障害児・者生活サポート事業補助金の障害者に対する差額補助でございますが、この事業は埼玉県の補助要綱及び実施要綱に基づき実施しておりますことから、市単独の差額補助につきましては、予算に入っていないところでございます。  次に、福祉タクシー・自動車燃料費助成事業の枚数をふやす検討でございますが、この事業は重度の障害のある方に対して通院等の移動を支援する事業でございます。手帳をお持ちの方が年々増加する中、平成20年度までは国、県の補助を受けて実施しておりましたが、平成21年度からは市単独事業として実施しております。このようなことからも枚数をふやすことは考えていないところでございます。  次に、移動支援事業の自己負担でございますが、利用時間ごとに定められた移動支援費の額により算定された額の1割が利用者の負担となりますが、被保護世帯や市町村民税の非課税世帯は利用者負担はございません。  なお、公共交通機関、有料道路及び有料駐車場等を利用した場合の実費は利用者負担となるところでございます。  次に、コミュニケーション支援事業における講習会の実績でございますが、手話講習会につきましては、平成28年度は基礎コースと中級コースを実施しました。平成29年度は入門コースとレベルアップコース、平成30年度は基礎コースと中級コースを開催いたしました。点訳者養成講習会につきましては、毎年度開催しております。また、手話通訳者及び点訳ボランティアの育成目標でございますが、平成30年度における目標といたしましては、先ほど申し上げましたように手話講習会はレベルアップコースと通訳者養成コースを開催する予定となっております。より専門的な知識や手話技術を有する方を対象としておりますことから、それぞれのコースで受講定員を10名程度予定したいと考えております。点訳者養成講習会につきましては、今年度と同様に受講定員を20名とする予定でございます。  次に、入所施設利用希望者数及び施設入所者数でございますが、利用希望者数につきましては、平成31年2月1日現在で身体障害のある方が6人、知的障害のある方が57人でございます。施設入所者数は平成31年2月1日現在で県内施設に183人、関東地方内で27人、その他の地域の施設に7人、合計217人が入所されております。  次に、障害者宅家具転倒防止促進事業の周知でございますが、身体障害者手帳を取得されている方が利用できる制度やサービスを冊子にまとめた障害者施策という冊子がございます。新規に手帳を取得された方などが手帳を受領に来られた際、窓口において、この冊子をお渡しし、利用できるサービスや障害者宅家具転倒防止促進事業を含む各種制度につきまして説明をさせていただいているところでございます。また、市の公式ホームページの障害者施策の掲載、あるいは希望する障害者団体などにも配布するなど制度の周知に努めているところでございます。  次に、放課後等デイサービス事業所のチェック体制でございますが、事業所ごとに療育指導や支援方針はさまざまであるため、保護者の方が利用を希望する事業所に実際に見学等をした上で障害のある児童に適した療育や支援を行う事業所と利用契約を結んでおります。また、事業所への指導、ご質疑の指導等につきましては、障害者総合支援法により埼玉県の権限となりますが、市といたしましても、今のところ現在におきましては、事業所に対する苦情等は寄せられておりませんが、苦情等があった場合には県に情報を連絡するとともに、必要に応じて県と連携し、対応してまいりたいと考えております。  次に、障害者計画策定に向けたアンケートの設問内容でございますが、前回の平成25年度に実施したアンケート調査におきましても、生活の場についての質問を設けておりました。今回も同様の質問を設けていきたいと考えております。  次に、障害者就労支援センター運営事業の就労の傾向及び支援の取り組みでございますが、就労者数は平成28年度が50人、平成29年度が36人、平成30年度は、ことし平成31年1月末現在で38人で、年度によって多少増減がございます。また、支援の取り組みにつきましては、引き続きという形ではございますが、春日部公共職業安定所や東部障がい者就業・生活支援センターと連携しながら、就労を希望する障害のある方の一人一人の状況に応じ、就労に関する相談や助言を行うほか、職場開拓、職場実習などを通じて就労の機会の確保に努めてまいりたいと考えております。  次に、ふじ学園運営事業の人員配置についてでございますが、平成31年度における人員配置は現状を維持する形で考えております。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  折原健康保険部長。                    〔折原章哲健康保険部長登壇〕 ◎折原章哲 健康保険部長  休日夜間診療につきましては、近隣の市及び郡市医師会への医師派遣の協力要請をしているところではありますが、引き続き医師の確保に向け、春日部市医師会等関係機関と調整してまいります。  なお、小児救急につきましては、日曜、祝祭日及び年末年始の日中におきましては、春日部市医師会による休日当番医制、その他全日全時間帯において埼玉県救急電話相談(#7119)を実施し、対応しているところでございます。  次に、高齢者用肺炎球菌予防接種の周知方法でございますが、平成31年度の対象者には4月に封書で個別通知をいたします。また、「広報かすかべ」4月号や市公式ホームページ、医療機関や公共施設などに提示するポスターなどを活用し、きめ細かく周知してまいります。  次に、成人健康診査事業におけるがん検診の申し込み手続の変更につきましては、平成31年度に実施する胃がん検診について申し込み時期及び申し込み方法を変更したところでございます。変更に至った経緯でございますが、これまでの胃がん検診は、毎年3月号の「広報かすかべ」とあわせて配布するゴミニケーション・健康情報カレンダーにつづられた専用はがきにて申し込みをいただき、検診を翌月の4月から実施しておりました。しかしながら、市民の方々からのご意見を参考に、より多くの方々に胃がん検診を受診していただくために申し込み時期を早め、また申し込み期間を3週間から5週間にふやし、期間を拡大したところでございます。  このため、申し込み時期の変更に合わせ、これまでの専用はがきによる申し込み方法を見直し、電子申請、保健センターや公民館などの窓口受け付け、専用の申し込みはがきや郵便はがきなど申し込み方法を改め、また複数の方法を用意するなど市民の利便性を高めたところでございます。周知方法につきましては、「広報かすかべ」や市公式ホームページ、各種イベントや事業など、さまざまな機会を捉えて周知を図るとともに、平成30年度にエックス線検診を受診した方全員に受診のご案内を発送したところでございます。今後につきましては、胃がん検診の申し込み期間は終了しておりますが、エックス線検診を希望する場合は随時電話による受診の申し込みを受け付けしているところでございます。  続きまして、歯周病検診の対象者についてでございますが、40歳、50歳の方に加え、平成29年度から60歳の方も対象に加えて実施しているところでございます。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  今尾安徳議員。                    〔11番今尾安徳議員登壇〕 ◆11番(今尾安徳議員) それでは、3回目の質疑を行います。  まず、福祉タクシー・自動車燃料費助成事業についてですが、枚数をふやすことは、これまで県の事業だったものを市単独で行っていると。ただ、部長、手帳を持っているの方はふえているというご答弁でしたけれども、今回減っているのは100人減ということなのですが、これは交付者は、なぜこんなに今回減る見込みになったのか、改めてお聞きをしたいと思うのですが、どうしてなのでしょうか。  また、特に決算の中で質疑をすると、毎年燃料券はほぼ100%に近い利用がありますけれども、タクシー券の利用率は毎回低いままになっています。初乗り運賃だけではなく、距離に応じて対応するべきではないかと思いますが、その検討がされたのかどうか、お聞きをしておきます。  コミュニケーション支援事業については、ことしはレベルアップ講座と手話のほうですね、レベルアップ講座と通訳者養成講座ということで、非常に高度なところになるということで、この間も充実してきているので、いいと思うのですが、こうして育成された人材を、やはりきちんと活用していく必要があるのだと思うのですが、もちろん点字ボランティアの方も含めてですけれども、育成した人材の、市としての新年度の活用は考えないのか、近隣自治体でも行っているように庁舎への配置などを含めて、こういったことが行われないのか、検討されていないのか、それについてお聞かせを願いたいと思います。  介護給付費・訓練等給付費給付事業については、希望者が平成31年2月1日時点で身体障害者が6名、知的障害者が57名と60名以上の方が希望しているということがわかりました。この給付事業の中では、実際に県内、市外、関東近県、遠方、217名の入所の方が入っていると思いますけれども、実際に希望者の方は希望していても入れないわけで、やはり市内に入所施設が必要ではないかというふうに考えるのですが、この入所施設の設置に向けた検討について改めてお聞かせを願いたいと思います。  障害者宅家具転倒防止促進事業については、周知方法についてはわかりましたが、これも毎年やってきたにもかかわらず、この間なかなか利用がふえていないと。やはりこれは申し込みを障害者の方や、その世帯の方に任せるのではなくて、団体の方にも希望があれば配布しているということですけれども、これは把握できるのであれば、市も含めて、そういった例えば案内の中で、相談がある、実際そういった危険があるというのがわかった時点で、こういった設置を進めていくというふうなことが必要ではないかと思うのですが、これについてお考えをお願いしたいと思います。  障害者計画の策定事業については、生活の場についても設問があるということで、よくここのところも含めて、きちんとしたアンケートが実施されることを願います。この結果の活用については、もちろん計画に対して反映させていくものでもあると思いますけれども、それだけではなくて、また実態を直接聞き取るような、アンケート調査だけではなく、実態を直接聞き取るようなことも行わないのかどうか、これについてお願いをいたします。  障害者の就労に関する運営事業ですけれども、就労人数はいろいろ変化がありますけれども、この間複数、10人以上の複数の方たちが就労していると、平成30年度も1月末で38人ということで、努力をしていることがわかりました。それでは、就労したのはいいのですけれども、結果として就労者の継続的な就労に対する支援について、これについてはどうなっているのか、お願いをいたします。  ふじ学園の運営事業についてですけれども、ことしは人員配置については、現状維持ということです。私は複合型施設で定員が60名にふえる、また事業内容も非常に充実したものになっていくということで、市としても頑張っていくということだと思うのですけれども、やはりスムーズな移行に向けて、早期の人材育成などの加配や、これまでやはり春日部市が直営で培ってきた経験をきちんと生かして継承していく必要があるのだと思うのですけれども、これについて市のお考えをお聞きしたいと思います。  最後ですが、成人健康診査事業について、先ほど胃がん検診の申し込み内容が、手続が変わったということがわかりました。時期を早めて、期間も長くするということで、こちらはわかりました。3回目として、前立腺がんの対象というのは、これは考えていないのか、新年度について改めてお聞きをしておきたい。  あと、歯周病検診について、こちらなかなか受診者がふえないといったこともあるようなのですけれども、啓発なども含めて大変重要だと思いますが、ふやすための周知や啓発方法についてお聞きして質疑を終わります。 ○鬼丸裕史 議長  新井福祉部長。                    〔新井道彦福祉部長登壇〕 ◎新井道彦 福祉部長  初めに、先ほどのコミュニケーション支援事業の中で、手話通訳者及び点訳ボランティアの育成目標の答弁の中で、レベルアップコースと手話通訳者養成コースの実施年度を「平成30年度」と申し上げてしまいましたが、「平成31年度」の間違いでございますので、訂正させていただきます。申しわけございませんでした。  初めに、福祉タクシー・自動車燃料費助成事業で、障害のある方がふえているけれども、減額になっているのではないかということでございますが、これは利用の実績ではなくて、対象となる方への交付の実績で予算を計上しているところでございますので、よろしくお願いいたします。  それから、距離に応じた対応ということでございますが、埼玉県と県内のタクシー事業者が加入する協会等との協定に基づき県内の各自治体が同じ制度により実施しており、県内全域で利用できる制度となっているため、現状としては距離に応じた対応というのは難しいものと考えております。  次に、市役所内に育成した手話通訳者の配置ということでございますが、市の窓口において聴覚に障害のある方が各種サービスの申請や相談の際、円滑なコミュニケーションが図れるよう必要に応じて手話通訳者を派遣する手話通訳者派遣事業を実施しており、これにより対応ができるものと考えております。あわせて職員による筆談なども必要に応じて対応しているところでございます。  次に、入所施設の設置に向けた検討でございますが、国では障害のある方の自立と社会参加のため、入所施設から地域への移行を進めており、原則として入所施設の新設は認めていないところでございます。また、埼玉県では専門的な知識、経験などが必要な施設の整備に当たっては、広域的な視点から地域のバランスに配慮する必要があるとしており、福祉、保健、医療の連携を図る観点から広域的な推進が必要であると考えております。さらに、施設建設には多額の費用が必要となりますが、社会福祉法人等に対しましては、国、県からの補助金がございます。これは建物を建てるだけでなく、その後の高い運営のノウハウや専門的な人材の育成、確保が期待できる社会福祉法人等を支援するためと考えております。  なお、自治体が建設する場合には補助金の対象外となるところでございます。このようなことから、市が入所施設を建設することは極めて難しいものと判断しておるところでございます。  なお、社会福祉法人等から施設整備のご相談があった場合には、国、県、関係機関等と連携をとり、しっかりと対応していきたいと考えております。  次に、障害者宅家具転倒防止促進事業の申し込みなどを簡易にできないかということでございますが、現在重度心身障害者のみの世帯を対象といたしまして、補助金交付要綱に基づき設置の申請、設置後には実績報告をしていただいておりますが、平成25年度にシルバー人材センターへの委託事業から利用者への補助事業に実施方法を変更した際に個人で取りつけた器具も対象とすること、利用者の任意により設置事業者の選択が可能ということとし、利用しやすいように見直しを図っているところでございます。今後も事業に関する相談や補助金申請の手続に当たりましては、丁寧な対応に努めてまいりたいと考えております。  次に、障害者計画策定に向けたアンケート結果の活用についてでございますが、ニーズや意見を把握し、課題を整理し、計画に反映させていくものと考えております。また、個人を対象としたアンケート調査とは別に、平成32年度、2020年度に関係団体や事業所などに対するヒアリング調査につきましても実施する予定でございます。  次に、障害者就労支援センターの就労者への継続支援についてでございますが、障害者就労支援センターでは、就労機会の拡大を図るだけでなく、障害のある人が就労した後も必要に応じて事業所へ訪問し、ご本人及び雇用事業主に対し、継続的に相談支援を行い、職場への定着を図っているところでございます。  次に、ふじ学園の新たな施設への移行に向けた取り組みについてでございますが、定員が増となる新たな施設におきましても、適切な療育支援を継続していけるよう平成32年度、2022年度の開設に向けた運営体制等については、今後具体的に検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○鬼丸裕史 議長  折原健康保険部長。                    〔折原章哲健康保険部長登壇〕 ◎折原章哲 健康保険部長  成人健康診査事業の前立腺がん検診についてでございますが、本市のがん検診は、厚生労働省のがん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針に基づき実施しているところでございます。この指針では、前立腺がん検診を対策型検診に位置づけていないことから、検診の実施はしていないところでございます。  次に、歯周病検診の周知、啓発方法についてでございますが、歯周病検診のご案内は、これまではがきで送ってまいりましたが、平成31年度からは歯の健康の大切さや検診の内容について、さらに詳しくお伝えできるよう封書でのお知らせをお送りする予定でございます。  以上でございます。   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △発言の訂正 ○鬼丸裕史 議長  新井福祉部長より発言を求められておりますので、これを許します。  新井福祉部長。                    〔新井道彦福祉部長登壇〕 ◎新井道彦 福祉部長  先ほどふじ学園の体制の中で「平成32年度、2022年度の開設に向けた」と申し上げましたが、「平成33年度、2021年度の開設に向けた」の間違いでございますので、訂正させていただきます。申しわけございませんでした。 ○鬼丸裕史 議長  以上で11番、今尾安徳議員の質疑を終了いたします。   ─────────────────────── ◇ ───────────────────────
    △延会について ○鬼丸裕史 議長  お諮りいたします。  本日の質疑は、議事の都合により、11番、今尾安徳議員までにとどめ、延会したいと思います。これにご異議ありませんか。                    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○鬼丸裕史 議長  ご異議なしと認めます。  よって、本日はこれをもって延会することに決しました。   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △次会日程の報告 ○鬼丸裕史 議長  日程第2、次会日程の報告をいたします。  23日、24日は休会とし、25日午前10時に会議を開き、本日に引き続き議案第27号及び議案第28号に対する質疑を行います。   ─────────────────────── ◇ ─────────────────────── △延会の宣告 ○鬼丸裕史 議長  本日はこれをもって延会いたします。  午後 3時59分延会...